「娘のこと 」カテゴリ記事一覧


小学校は鬼がいない?-ミチャポン小学校入学前、節分の憂鬱-

数年前のことを思い出した。

実は娘のミチャポン、節分が嫌いだった。
正確には嫌いなのは保育所の節分行事である。

ミチャポンが小学校に入る前の節分の夕食、海苔巻きを食べていたミチャポンが急に不安げな顔になり、こう聞いた。


「小学校にも鬼がいるの?」



オニ…


oni2015.jpg



聞くと節分の豆まき行事の鬼のことが気になっているらしい。

保育所や幼稚園ではよく保護者のお父さんやボランティアさんが鬼に扮して豆を投げられる係をやってくれるというのがある。

ミチャポンはそれがこわくて、毎年、節分は「鬼が来るから行きたくない」とやっていた。
「中の人」がいることをばらしてもダメ。

中の人がいることもそれがどっかのおとーさんであることもわかっている。
それでもこわいのだそうだ。

ま、ミチャポンの行っていた保育所の鬼さんはボディペインティングで青やら赤に塗りたくったかなりリアルな鬼さんだったのでちょいびびりやすいかな~とは思うのだが、嫌がり度がハンパじゃない。
よほど印象が強烈だったんだろう。

とうとう小学校に鬼がいるかどうかまで心配し始めたかと、ちょっと笑いをこらえながら考える。
小学校の行事で節分の豆まきってのは聞いたことがないのでたぶん大丈夫だろう。

「小学校はたぶん節分の豆まきやらないから鬼もこないよ」

それをきいたミチャポンの顔がパッと明るくなる。

「小学校でも鬼がきたらどうしようかと思ってた、よかったー!いちばんしんぱいだったの」


そういったミチャポンはニコニコ顔で再び巻き寿司に手を伸ばす。

いらない不安が消えたのはよかったが

小学校入学に際しての最大の心配ごとが鬼かいな?!


ミチャポンの本気ぶりがあまりにもあまりだ。

だが本人いたってまじめに心配していたようで、あまり笑うのも…
結果、タヌキもヒイロも私も、笑い転げないようにするのに苦労するはめになった。


節分が巡ってくるたびに思い出す。



にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ
にほんブログ村
発達障害ランキング


↑ブログランキング参加してます。↑
応援の1日1クリックを


まあとりあえず
お一つ
ぼちっ↑と。



このエントリーをはてなブックマークに追加

 

運動会がんばったら…

昨日はミチャポンの学校で運動会だった。

去年は寝坊して見物しそこねた種目があったり、前列のオッサン達のカメラの砲列に恐れをなした挙げ句、ビデオの撮影に失敗して「空(そら)の映像」しか撮れなくて、さんざ後になってミチャポンに苦情を言われた狸穴猫であったが、今年は思わぬ助っ人が表れた。

アスペルガー仲間の友人の一人が運動会見物に付き合ってくれるというのだ!

コレで起きていられる!

と、申し出に飛びつき、一緒に見物して貰う事にした。

そして、運動会当日の昨日、めでたく寝坊することもなく、比較的まともな場所に陣取ることができ、無事ビデオにミチャポンの活躍を収める事ができた。


ちなみに、徒競走の結果だが、去年はピストルの音にびびってスタートで出遅れて4位だったのだが、今年は音の小さいピストルに変わったらしく、びびる事もなくスタートを切って見事一等賞をとれた。


さて、まあ、それはともかくとして、前日のひとこまがなかなか傑作だったのだ。

ミチャポンの学校では女の子の間でシール集めがはやっている。

いろんなシールを集めては交換したりするというものだ。

ミチャポンもシールを欲しがっているが、あまり買いすぎるのも良くないと思い、適当に制限を入れていた。

「今度は運動会の後ね」


としばらく前に言ったのを律儀に覚えていたミチャポン。

ミ「運動会終わったらシール買ってくれる?」

とのたまう。

猫「うん、運動会がんばったらね」

と至極いい加減に答えたのが問題のはじまり。


ミ「がんばるって?」

猫「がんばったらだよ」



あくまでいいかげんさを貫いた…つもりだった。


ミ「わからない~、どうしたらいいの~」


ちと泣きそうになってきた、まずい。

そこへヒイロが現れて曰く


ヒ「みーちゃん、さぼらなければOKだよ」

ミ「う~、さぼるって?」
 ←更に泣きそう



しまった…、がんばるなんて抽象的な概念使った私がアホだった。
更に「運動会でさぼる」なんて余計な事を…。


うーん…困った。


猫「うーん、そうだなあ…、徒競走で歩かずに走ったらOK」


ようやく、納得顔になったミチャポンにこっちも胸をなで下ろす。


考えてみたら「運動会でがんばる(さぼる)」なんてのは基準がわからないものだ。
どうしたらOKなのか?具体的にあるもんじゃない。

ところがASD児者の場合、抽象的な概念が理解できないため、具体的な基準を求めてしまいがち。
そこで今回のプチトラブルとなったわけだ。

自分もどうしたらいいのかわかっているのか…といわれると謎な言葉を使うもんじゃないと反省したのであった。


ともあれ、運動会は無事終わった、めでたしめでたし。






にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ
にほんブログ村
発達障害ランキング


↑ブログランキング参加してます。↑
応援の1日1クリックを



祝、一等賞

で、
ぼちっと↑
おひとつ。


このエントリーをはてなブックマークに追加

 

魔のバス・電車のその後(パニック解消編)

ふとしたことで数年前に書いた記事を思い出した。

魔のバス・電車
http://maminyan.blog5.fc2.com/blog-entry-82.html

ミチャポン、2才くらいの時は電車でパニック起こしてたんですね。
で、どうやって解消したか後日談を書いていなかったので書いておくことにします。

二駅以上電車に乗るのが難儀だったミチャポン。


2歳ころから半年ちょいほど電車にもバスにも乗るのを止めた。


まあ、当時ミチャポンは保育所に行っていたので、日中私が出かけるのにさほど不自由がなかったからできた手だ。


「刺激自体を避けてしまって反応を消してしまおう」という作戦。


半年ほど経って電車再挑戦である。


三歳くらいのことだった。
当時言葉は少ししか出ていなかったので反応はいまいち薄かった。


ひと駅は問題のないミチャポンのことだから、チャレンジも二駅から。

はじめに、

「○○駅まで乗るよ」
「二つのるよ」
「××の次でおりるよ」

と念を押してから乗る。

ひと駅目の停車ちょっと前、ちょっともぞもぞするミチャポンの腕をさすり、

「ここは××だからまだおりないよ」
「次の○○駅でおりるよ」

これでなんとか騒がずに済んだ。

反応を消すのに半年のブランクは有効だったようだ。

で、ふた駅目で無事下車。
無事アイスクリームを食べて帰る。

この調子で駅を増やしてターミナル駅まで行けるようになったというわけ。

その後は雪崩で、説明さえすれば何駅でも乗っていられるようになった。
バスも大丈夫になった。

めでたしめでたし。


実はこの刺激を一旦切ってしまう手、スーパーでも使っている。

スーパーのカートに乗らなくなった頃走り回りがひどくなった。
とめるとパニック。何度となく買い物を途中であきらめて撤収
したか分からない。

で、すぱっと半年ほどスーパーに連れて行くのを止めてみた。

その後再スタート時にカートを離れたら帰ると言い聞かせる。

こっちも無事うまくいった。


ま、こんな訳でミチャポンのパニックは少しずつ解消していったのでしたというお話。

今となっては懐かしいです。




にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ
にほんブログ村
発達障害ランキング


↑ブログランキング参加してます。↑
応援の1日1クリックを



なんと遅い後日談

なんですが、
ま、ぼちっと↑
おひとつ。



このエントリーをはてなブックマークに追加

 

焼き芋売ってるよ

春休みなのでミチャポンとお出かけの機会も増える。


先日、ちょっとした用事で二駅ほど先まで出かけ、用事が終わったあとアイスクリームを食べてご満悦のミチャポンと帰宅の途に。


我が家の最寄り駅はローカル臭ぷんぷんの田舎駅。当然出入り口も片側にしかない。

駅を降りるとすぐそばの踏切をわたって反対側に向かうのだが、その踏切前にはちょっと魅力的なお店がポツンとある。

いわゆる最大手パン屋系列のショップなのだが、何故か店頭に「石焼き芋機」がおいてあり、石焼き芋を販売している。

寒い季節には、そこから漂う石焼き芋の香りが何ともいえず胃の腑をくすぐる。


さて、その店の前を通りかかったミチャポンがこう言う。


「焼き芋売ってるよ」


うーん、焼き芋が食べたいようだ。
「して欲しいこと」を言い出すのが苦手なミチャポン流の表現であることは間違いない。

しかしここですぐに焼き芋をかってあげてはいけないような気がする。
根拠はない、何となくの勘だ。


そのまま歩き、


「うん、焼き芋売ってるね」と答え、脇目を振らず踏切の方に。


「焼き芋売ってる…」ちょっと小声になり繰り替えずミチャポン


踏切をわたりきったところで立ち止まり、ミチャポンに向かって言ってみる。


「ねえ、みーちゃん、焼き芋食べたいなら「焼き芋買って!」って言わなきゃわからないよ」


「…でも、ここまで来ちゃったらダメでしょ。」
(踏切が勝手に設定した関門だったらしい…)


「さあ、どうだろうねえ、とりあえずちゃんとママにいってみて!」


ちょっとの沈黙の後、ミチャポンから声が出た。


「…、焼き芋食べたい、焼き芋買って!」


「よっしゃ、よく言えたね、じゃ、焼き芋買いに行こう」




踵をかえし、踏切をまた反対方向にわたり、ヤ○○キショップへ。



再び踏切へと向かった時にはほかほかの焼き芋を握りしめ、満面の笑顔のミチャポンがいた。

「言ってみてよかった~!!」

河原沿いの道を歩きながらミチャポンが言う。


とりあえずめでたしめでたし。





にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ
にほんブログ村
発達障害ランキング


↑ブログランキング参加してます。↑
応援の1日1クリックを



焼き芋のシーズンも
終わりかな?

ま、ぼちっと↑
おひとつ。








このエントリーをはてなブックマークに追加

 

本物の地球儀

先週の木曜日、その数日前に注文していた地球儀が我が家に届いた。

ずっと買おう買おうと思いつつ、何となく買いそびれていた。

買ったのは全回転型(南北にも回転するタイプ)の直径30センチのもの。

全回転型にはちょっと私のこだわりがある。
ずっと実家にあったのが全回転型だったのだ。

ちょっと値は張るが、全回転型は格段に見やすいので買うならそれと決めていた。


で、先々週の週末にとうとう意を決し注文。それが届いたのだ。


昼前、いつもの時間にクロネコのおにーさんが運んできてくれたそれを受け取り、段ボールをあけると待望の地球儀のカラーの箱が入っている。

わかっていはいたが結構大きい。
とりあえず仏間に持ち込んだ地球儀の箱は経机の上でミチャポンの帰りをしばし待つことになる。


さて、下校時間が過ぎてしばらく…。

帰ってきたミチャポンに「地球儀きているよ~、仏間にいってごらん」と、言うとミチャポンは一目散に仏間に向かう。
私も一緒に仏間に行き、箱から地球儀を取り出す。


思いっきりうきうきした様子で地球儀を出す私の手先を見つめ

「きゃー、本物っぽい~」

という。

そして、30秒ほどで出てきた地球儀を見て、ミチャポンが

「うわー、本物だあ、本物の地球儀!」

とのたまいクルクル回しはじめる。


喜んでくれるのはとてもうれしいが、ついつい

「偽物の地球儀っていったいどんなんだい?」

とつっこみを入れたくなる。


だが、あまりに喜んでいるので

たぶんミチャポンの「これが地球儀!」というイメージとぴったり合ったのだろうと思い、口をつぐんだのであった。


はじめの「本物っぽい」は謎といえば謎だが、
何かしら「本物の○○」に彼女なりのこだわりがあるのかもしれない。


(そういえばミチャポンには、マグロにも本物と偽物があったっけ)


ともあれ、かくして「本物の地球儀」はミチャポンの机の横の棚の上に鎮座することになった。





にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ
にほんブログ村
発達障害ランキング


↑ブログランキング参加してます。↑
応援の1日1クリックを




ミチャポンも
もうすぐ2年生

ま、ぼちっと↑
おひとつ。




このエントリーをはてなブックマークに追加

 

「ああ、そうですか」事件-指示語はわかりにくいの巻-


本日19時半くらいか…明日のお別れ会の服選びに余念のないミチャポンが、やっと明日の服を決定したようで、

「こっちのが可愛いからこっちにする」


と、言いに来た。
わざわざ宣言しに来るところも不思議というえば不思議なのだが、
問題はその後に起こった。

パソコンの前に座った私は、ミチャポンの方を向き、

「ああ、そうですか」


と言った。

そしたら俄にミチャポンが怒り出したのだ。


「むかつく~!!」

「その言い方なに~!!」

「もうママなんて知らない!!」



ひどいおかんむりだ。


ちょっと考えて、 あれ??と思った。


実は


「ふーん、そうなんだ」
でミチャポン激怒という現象が以前あったので言い方を変えたつもりだったのだ。


さてはて、むかつく理由がわからない。


と、待てよ、もしかして…


「そうですか」とか「そうなんだ」とかいう使い回しがわからないので、
聞いてもらっている気がしないのかもしれない。



はたとそう思った私は、ミチャポンに

「そうですか」とか「そうなんだ」って、意味わからない?

案の定だ。

説明開始である。

「そうなんだ」「そうですか」というのは、みーちゃんの話を「そう」って言葉でまとめてるんだから、聞いてるって事なんだよ。

といったら、あっさり納得。


ミ「なあんだ、ママ、きいてたのか」

猫「うん」

ミ「ってことは、この服にしたんだってわかってたの」

猫「わかってたよ」

ミ「怒ることなかったんだ…」

猫「じゃ、お風呂はいっておいで」

ミ「はーい」



ASD児者は指示語が苦手というのはいろんな本に書いてあるが、
ちょっと盲点だった。

「あれ」「これ」「それ」などの指示語はまだわかりやすいが、

「こう」「そう」などは具体性が少ないため、より理解が難しいのかもしれない



わからないからすっ飛ばしてしまい、「聞いてない」と思いこんだのだろう。
もしくは「ママは訳のわからないことをいってごまかしている」となったのかもしれない。


結構ちょっとした事が落とし穴になるもんだ。


「わからない」から被害妄想的になるってのはこういうことなのかもしれない。


そんなことを考えさせられた出来事であった。





にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ
にほんブログ村
発達障害ランキング


↑ブログランキング参加してます。↑
応援の1日1クリックを



まるくおさまって
めでたい
ってことで

ぼちっと↑
おひとつ。






このエントリーをはてなブックマークに追加

 

ご飯が変わるといやだもん…

おいおい、もうひな祭りすぎたのに、なんでこんなに寒いんだ?
台所の寒暖計を見ながら一人つぶやくほど、まだ寒い。
今日もまた、日差しはあるものの気温は上がらず。


本当に温暖化なんかい?と言いたくなるが、まあそれはそれとして、
昨日からタヌキが2連休ある。


となるといきおい、タヌキにパソコンを占拠される時間も長くなる。
さらに起きている間、食事の準備ばかりしているような感じになる。
おまけに土曜の今日はミチャポンも保育所が休みで退屈ぎみ…。


私の繊細な?神経は、タヌキのラッパ(ホルンorトランペット)の音をバックにぐっすり眠ることはできるが、ラッパの音の横でパソコンワークをするのはちとイライラする。


ってなわけで、布団に籠もって本を読むのがいきおいタヌキの休日の私の過ごし方ということになる。


今読んでいる本はこれ↓
親子アスペルガー―ちょっと脳のタイプが違います 兼田絢未著
なかなか「へえ~」が多く、おもしろい。(書評は近日中に書く予定)


さて、本を読みながらうだうだしていると、
ミチャポンが寝室をのぞきに来る。

今日はミチャポンは「忍者の修行」だそうで、朝から庭のあちこちを走り回っているらしい。

うちのASD児は至ってASD児らしくは唐突にこう言い出す。


ミ「みーちゃんね、大きくなったら忍者になりたいの」


ま、よくありがちな発想である。

それに対し、


猫「そーかそーか、伊賀の忍者村にでも就職するか?、本物の忍者屋敷があるんだぞ。」

と、訳のわからん返し方をしたら、予想外の反撃をうけた。



ミ「みーちゃんおうちで忍者になりたいの」


猫「え?」


ミ「だって、ご飯が変わるといやだもん」



ミチャポンよ、おぬしというやつは…、そこを心配するのか?



ミチャポンも味覚過敏派ではある。

特定の店以外で買った刺身にはなかなか手をつけなかったり…
結構味にうるさい。

しかし、そこにいきなり言及されるとはおもってもみなかった。


ま、うちの親戚には、その昔、招集されて軍隊に入ったものの、味覚過敏で何も食べられず、比較的食糧事情のいいはずの軍隊で、やせ細って病気になり、前線に移動する前に除隊になったつわもの?がいる。
ちなみに、そのつわものは、結婚後30年ほど奥さんの作ったご飯を「ばあちゃんのと味が違う」といって食べなかった(…つまりばあちゃんが台所をしていた…)という猛者だ。


味覚過敏おそろし!な家系なのである。


ミチャポンもその血筋ひきついだかいな~。


と、ふとそんなことを考えた昼下がり。


ミチャポン修行のため庭に戻った後、さて…と思って、前述の本を再度開けば…
ASD児の味覚過敏の問題にふれたページにぶち当たった…


なんか今日は気を抜くと味覚過敏にたたられそうな悪い予感が…。


今晩は夕食のメニューに気をつけようと心に決めた狸穴猫なのであった。



======================

コメントの返信ができなくてごめんなさい~。
読んではいるのですが…
どうも最近気力が…足りません。
本当にごめんなさい。





にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ
にほんブログ村
発達障害ランキング


↑ブログランキング参加してます。↑
応援の1日1クリックを



えと…、
まあ、その~

ぼちっと↑
お一つ





このエントリーをはてなブックマークに追加

 

ミチャポンの学校見学

半月もブログをほったらかしていたのは、
思い切り派手な風邪をひいて喘息様気管支炎までいってしまい、思い切り寝込んでしまったからだ。
引きはじめが先月の月末だから、治るのに半月かかった。

相変わらず私のひく風邪はしつこい。


それはともかく予定はあるのでこなさねばならない。


11月8日。待ちに待った学校見学の日。


日程が決まった時点で予定表(関連記事はこちら)に日付を書き込んでおいたのでやる気満々。

10時15分に校門前で、教育委員会の人と待ち合わせをしておいた。


学校の校門までは徒歩約1.5分。


というわけで、早々に朝ご飯を普段は見ないテレビを堪能して、学校見学の時間を待つ。


いざ時間…となり、家を出ると、とたんに「○○市」のライトバンとはち合わせ。
教育委員会の担当者さんが乗っていた。


校門まで1.5分の道のりはミチャポンは軽々だが、風邪引きの私にはつらい。
息切れがする…、くるしー~!
ま、それはともかく、校門前で待つ担当者さんと挨拶を交わし、校内へ。

まず出てきたのは教頭先生。

そしてなぜか…

校長先生と話をするという流れになってしまった!


予定外だよ~と腹の中でつぶやきながら、校長室へ。
途中から養護教諭も同席。

診断までの経緯と、療育の現況、心配なことなどを適当に話したかなあ。

就学時検診で何か知能検査とかあるのかなと思って、

「知能検査とかってあるんですか?」

と、聞いてみたら、

「ないですよ、もう何十年前になくなりましたよ~」

とのことであった。
この地域は完全に親の申告にまかされているようである。
この手のことは地域差が大きいのかな~


校長室での話を何とかクリアして教頭先生の案内で校内一巡り。

保健室、体育館、一年生の教室を順に見て回り、最後にミチャポンの希望で「図書室」をみせてもらい、学校見学は終了。

納得顔のミチャポンであった。


というわけで、特にトラブルもなく、学校見学は終了した。
ミチャポンは予定がひとつ終わったことで何となく安心したという感じだった。


さて、今週は火曜日に就学時検診だ。


おばあちゃんからはランドセルも届いたし、
就学の予定は一応着々と進んでいる。



にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ
にほんブログ村
発達障害ランキング


↑ブログランキング参加してます。↑
応援の1日1クリックを



予定をクリア
できてんのは
ミチャポンだけ

ま、お一つ
ぼちっと↑





このエントリーをはてなブックマークに追加

 

運動会はいつ終わる?-ミチャポンの運動会観-


昨日は最寄りの小学校の運動会。

我が家は小学校まで数十メートルなんで音が思い切り聞こえる。

毎度音声過敏対策が問題なのだが、窓を閉めて対応。
離れに済んでいた時よりずいぶん対策が楽になった。


まあ、それはともかく、わが家では昨日の昼食後にこんな会話が…


ミ:「小学校の運動会って何時に終わるの」

猫:「4時頃だったと思うよ、でもなんで?」

ミ:「ずっとじっとしてなきゃいけないやん!保育所のほうがずっとまし!!」

猫:…絶句…



保育所より運動会の時間が長い

  →見ている時間が長くなる

     →じっとして我慢する時間が増える



という発想のようだ。


どうやら、ミチャポン、運動会はでる競技は良くても見物や応援はつまらないようだ。


私自身、確かに応援で皆と盛り上がる…ってのとは無縁だったけど。


ASD児らしい発言といえばそうだが
年長児にこうはっきり言われるとは…


来年から(の運動会後の帰宅してからの文句が)が思いやられるのであった。




にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ
にほんブログ村
発達障害ランキング


↑ブログランキング参加してます。↑
応援の1日1クリックを



納得のあなたも
あきれたあなたも
お一つ
ぼちっと↑




このエントリーをはてなブックマークに追加

 

ミチャポン就学6ヶ月前の憂鬱?-スケジュールの視覚化の効用-

9月の半ばにミチャポンの就学相談に行ってきた。

行ってきたといっても担当者が保育所まで来てくれるので、保育所まで行っただけだ。
で、まあ、診断・療育等、これまでの経緯と、「こ~んなガキです」という説明を一通りして、学校見学のお願いだけしてきた。

一応ある程度集団適応はできるので、普通級に進学希望。
通級のようなものは我が市は無いようなので考える必要はなし。

さて、それ以降のことであるが、ミチャポンが入学までのスケジュールについてやたらと心配?していろいろ聞いてくる。

内容はさまざま。

「小学校行ったらぞうきんどうするの?」
「勉強の本はどうするの?」
「帽子はいつかうの?」
「上靴はいまのと同じ?」
「ランドセルはいつ買うの?」
「鉛筆はいつかうの?」
「鉛筆いれるのは?」



まあ、ランドセルはおばあちゃんから買ってくれるという電話があったので納得したものの、他のものについてはなかなか納得しない。


学校説明会できいてからでないと、準備もままならないので、「いつ」を正確に言えない、このためミチャポンは不満顔をつのらせる、


特に買うものについて、


「ねえ、いつ?」

「いつ買うの?」

「いつかわからないと困る~!!」


と、イライラをつのらせて詰め寄ってくる。

まったく、「見通しが立たないとイライラする」というのはタヌキ譲りもいいところだ。



口で説明してもまったくらちがあかない。
何度説明しても繰り返し同じことのイライラをぶつけてくる。

まあ本人は不安なんだろうが…。


で、昨日、私ははたと思い立ち、一枚紙を取り出した。

下図のものを書き、それからスケジュールの説明をすると…



yotei.gif
(画像クリックで拡大)



あら不思議、すーっと納得するではないですか?


まさに視覚化の効用ですねえ。


というわけで、ミチャポンはこの書いた紙を大事に部屋に持っていったのでした。




にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ
にほんブログ村
発達障害ランキング


↑ブログランキング参加してます。↑
応援の1日1クリックを




やれやれ、やっと
落ち着いた。
というところで
お一つ
ぼちっと↑





このエントリーをはてなブックマークに追加

 

ブログ内検索


サイトマップ(全記事一覧)はこちら

アスパラガスの会のお知らせ

成人ASD(自閉症スペクトラム障害)者のための自助会:アスパラガスの会 ご案内

アスパラガスの会は、大阪南部を拠点に活動する成人自閉症スペクトラム障害者の自助会です。1ヶ月に1回の集いを中心に活動しています。アスパラガスの会ホームページはこちら

アスペルガーライフblogの発達障害関連動画

発達障害の常識とやらにツッコミをいれてみる !

発達障害に関するよく言われるセリフってなんか変!

自閉症(ASD)児者の聴こえ方を疑似体験!

自閉症児者の聴こえ方を定型発達の方に疑似体験していただける動画を作ってみました。

この動画に関する詳しい説明はこちらの記事をどうぞ。

うわ!狸穴猫が本に登場してしまった
かなしろにゃんこ。さんの新刊に狸穴猫が登場します。
スポンサード リンク
便利ツール(別館)
管理人からのお願い

記事に関係ないコメント・個人的な相談にはお返事できない場合があります。あらかじめご了承下さい。
また、できるだけ個人的な相談はご遠慮下さい。

RSSフィード