自助活動をはじめてみようと思う

大阪地区では高機能広汎性発達障害専門のオープンな自助グループが現在ない…ようである。
ADHDの自助会はあるのに、残念なことだと常々考えていた。


そこで、協力者を呼びかけたら約2名の方+一匹(タヌキ)の助力が得られそうになった。


というわけで、この際、えいやっと自助活動を始めてしまえ!ということになった。


・開催地は大阪中河内。JR天王寺から大和路線で15分ほど下った地点(近鉄南大阪線からもアクセス可)を予定。
・日程は土曜の午後隔月開催。(5月末頃スタート予定)
・参加資格に診断の有無は問わない予定。
・基本的に成人PDD当事者対象(18才以上)
・参加者の居住地域は問わない。


明るいPDDライフのために適応の工夫・社会体験談などを発表しあったりする場にしたいと考えている。

大ボヤキ大会。大慰め合い大会といった暗~いものにならないことが目標。


フリートークの時間も設けるが、枠がないと喋りにくいPDD者の特性を考えて、ワークショップ形式中心のの自助活動にしたいと考えている。


で、こんな感じで立ち上げた場合、参加希望者っているのかねえ???というのが現状の私の疑問。


なのである。






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そんなわけで、
ぼちっとひとつ↑
成功をいのって

もらえません?


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アスペルガー者にとって対人モードの切り替えと「ありのまま」ということ

先週の月曜から風邪をひいた。


タヌキが火曜水曜と休みなのをいいことに、二日間は家事育児を放棄して男2人にまかせて布団の虫を決め込んだが、木曜辺りになって回復してくると、寝ているのがもったいなくなってくる。

で、あちこちのブログにおじゃましていたのだが、気になる記事を二つほど見つけた。


卵畑さんのブログでの「ありのまま(素)ということということ」という記事

そして、

まちこまさんのブログでの「不可視の薄絹」という記事


これをを読んで思い出した事がある。


一年ほど前だったろうか、3人の定型発達者の心理職の人と話す機会があった。
そこで、かねがねからの疑問であった、

「定型発達者にとって場面によって振る舞いを変える事は自然な事なのか」

ということを聞いてみた。

話しによると、どうやら定型発達者にとっては場面によって、あるいは対する人によって振る舞いを変える事はごく自然な事で、かなり自動的にやっているらしいということが判った。


対人スキルが自然と身につく定型発達者ならではだなあと感心した覚えがある。


アスペルガー症候群者にとっては対定型発達者の対人スキルというのは自然に身につくモノではなく、後付けで意識的に獲得するものだし、「人がいる」という事自体が多かれ少なかれストレスになるので、


アスペルガー症候群者は、対人関係で問題を起こさないためには、


「適切な対人モード」に意識的に切り替える必要が出てくるだろう。


まあ、そのことを冒頭に示したブログ記事では、「布をかぶる、薄絹をかぶる」と表現しているのだろう。


実際、私自身も外に一歩出たら対人モード起動!というわけで、かなりの緊張をしている。


ありのままでいることと対人モードの起動があまり矛盾しない定型発達者とはえらい違いだ。


こういったことも相まってアスペルガー症候群者では「素のままでいられない」ストレスをため込みやすいのではないだろうか?


ことによると周囲に対し「正直でない」といった否定的な感覚を自ら持ってしまいのやすいかもしれないと、あちこちのブログを読んでいて感じた。



しかし、定型者にとっても「振る舞う」があたりまえなのだ。
「適切に振る舞わない」は逆に相手に失礼に当たるようである。


となると、ここは対人モードの起動なり、対人対応用の薄絹をかぶることを肯定的に考えてもいいのではないだうか。少なくとも否定的に考える必要はなかろう。



とはいえ、対人モードの起動は疲れる。
なにせこちとら手動制御なのだ。
そこんところを支援者には理解してほしいともまた思う。



などということを、病み上がりの頭で考えていた。






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何はともあれ
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選べない!

障害者は生き方を選べない!というような堅い話しではない。


ミチャポン(4才6ヶ月)の習性についてである。


これが広汎性発達障害によるものか?それは全くわからないのだが…


ミチャポン、お店で品物が選べないのである。


品物といってもミチャポンのかいものであるからして「お菓子」だ。


「夕方のおやつはラムネ!」
と、ミチャポンが主張するので、

じゃ、買いものに連れて行くか、と近所の超ミニスーパー?に連れて行くと…

おかし売場の前にじーっとしゃがみ込み、動かなくなる。

特にあれこれ手に取るわけでもない。

ただじーっと見定めている。(…ように見える)

お菓子コーナーがおなじみのお店の奥さんから見える位置なのをいいことに、私は肉なり魚なり、野菜なりと、他の買いものをカゴに入れていくのだが、売場を一周して元に戻ると…

ミチャポンは相変わらずたたずんでいる。

選べないのだ。

初期の目的のラムネから目移りはする…でも他のものも選べない…

目つきは真剣である。


かくして、

「じゃ、ラムネにしたら」
「そのキティちゃんのは?」
「コアラのマーチにする?」
「グミもあるよ…?」

といろいろ聞くのだが、なかなか選べない。

しかたないので

「じゃ、これでいい?」と適当な品を私が選ぶような感じになる。


だいたいははじめの言い分のラムネ…。


私も買いものでわりと迷って時間をくうクチだが、ミチャポンはさらに輪をかけている。


あああ…


はたしてミチャポンがお店でお菓子を選べるようになるのはいつの日か?

謎である。


この習性のなせる技だろう。
ミチャポンはお店でものをねだるということが無いのである。
スーパー、トイザらス、ショッピングモール…etc.


いいことか悪い事か…






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こんな子って
おもしろい。
そうおもったら
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???



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療養日記2009/01/07

1月6日精神科受診


というわけで、忘れないうちに療養日記を書いておく。


11月の「厚生労働省元次官殺傷事件」のテレビ報道をきっかけに、フラッシュバックが再燃したわけだが、12月に入り、この件の報道が少なくなるにつれて症状は軽快方向に。

ついでに、12月中旬以降に過去の総整理的な記事を書きまくったのが幸いしたのか、なんとか年末のおせち作りへの影響がないまでに回復。

吐き出し効果は大きかったように思う。

というわけで、去年から正月にかけて大したパニックも起こさずに年が越せた事はまことにめでたい。



が、パニックではないが、意外な件でフラッシュバックが起こり、息子が私に八つ当たり?をされている。



台所でちょっとした手伝いを頼んだとき、

「俺がやると失敗するから…」

と息子がほざいた。


このセリフに瞬間技で反応してしまった。


なんだその言い方は!


「その言い方はやめろ!!」


「13年間それでイヤな思いをしてきたんだ。そのセリフはもう聞きたくない!」



私が怒鳴る、怒鳴る…偉い剣幕だったようだ。


元夫は自己評価が低く、何をやるにも「自分がやると失敗するから」といっては私にいろんなものを押しつけて来た。特に家事には一切手をつけようとしなかった。


そのことがフラッシュバックの元ネタになったようである。


しかし、えらく腹が立ったのは憶えていたが、2.3日後、私はそのとき何を息子に頼んだのか全く失念してしまっていたのだ。それだけ興奮していたともいえる。


(息子が憶えていたのでやっと思い出したのだが…バターの包装紙を剥がすのを頼んだのだった。)

冷静に考えれば、多少たしなめれば済む程度のことだった。



とまあ、年明けにこんな事があったが、「何がイヤなのか(だったのか)」意識化できただけ進歩といえば進歩である。


その他には…眠い。
とにかく眠い。

生活パターンが変わって3ヶ月だが、まだ慣れないのか、それとも薬が多いのか?

日中に眠けが来る。

チビを送り出して(午前9時)から2時間ほどすると眠くなるというのが通例。
おかげで日中の活動可能な時間が減ってしまって結構夕方になると焦る。

でもまあ、それはまだしかたないかなという感じ。


と、いうわけで、一応回復基調に戻ったので、前回増やしたリスパダールを減量することに。
そんなわけで今回の薬。


 アモキサン75ミリ
 エビリファイ6ミリ(朝)
 リスパダール1ミリ(夕)
 ジェイゾロフト50ミリ
 トレドミン50ミリ
 ハルシオン0.25ミリ
 セパゾン2ミリ
 (1日量)
 頓服としてセルシン5ミリ ハルシオン0.25ミリ






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多少回復
ってことで
めでたいので
ぼちっと↑

だめっすか?





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謹賀新年 2009

謹賀新年


昨年中はご愛読ありがとうございました。
本年もよろしくお願いします。


いやあ、昨年は定型発達者研究で11月あたりからめっぽう盛り上がるし、
年末にいきなり重い記事書きまくっちゃうわで、いろいろありました。

で…おせちは何つくってんだぁ?
という疑問もありましょう。
というわけで、おせち画像の登場です。


おせち2009



一の重

数の子、黒豆,田作り、福豆(白花豆)、蒲鉾、伊達巻き、くわいの煮含め、栗きんとん、いくら、小鯛の笹漬け


二の重

車海老の旨煮、鰤の塩焼き、のし鶏の鉄扇、錦玉子、昆布巻き、牛肉八幡巻き、スモークサーモン、ハム、ボロニアソーセージ、合鴨の燻製、しめ鯖


三の重

煮しめ(竹の子、椎茸、高野豆腐、手綱こんにゃく、蓮根、梅花人参,海老芋,ごぼう,生麩)


与の重

酢の物は(たたきごぼう、紅白なます,蓮根の甘酢,千枚漬け)




雑煮は白みそ仕立ての関西風。
(明日は水菜のすまし仕立て、あさっては東北風の雑煮の予定)



今年は数の子がたまたま大きいのが割安で手に入ったのでいかにも豪華。

黒豆は今年も自作です。(有名な土井勝レシピ)

栗きんとんは実家の母が毎年送ってくれる栗の甘露煮をフードプロセッサーにかけ練り上げて甘露煮を加えたもの。芋を使わずに全部栗で作るとあとで洋菓子(モンブラン・ムース等)にリメイク可能なので毎年そうしている。


昨日、夕食後はわりとチンタラ作業していたのだが、夜の11時前におせちの重詰め完了したから仕上がりは早いほうだ。


この他に酢の物以外の同じメニューを1段重につめる。これはWizerd(近所に住む夫の姉)用である。

=========

で、できあがりはそれなりにきれいだが、元旦の朝食が終わると2/3が消えうせ、惨憺たる状態になってしまう。

大食いのタヌキとこれまた痩せの大食いのヒイロに食い荒らされるからだ。
どっちもおせちが好きだときている。


特に今年はタヌキが2日から仕事ということもあいまって煮しめ以外はあまり余分に作っていないのでお重の復旧はほぼ不可能と思われ…。


ともあれ、年が明けて一段落。





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とりあえず
めでたい
ってことで
ぼちっとな↑
?????





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