祝!アスパラガスの会、第10回終了!

27日、土曜日…アスパラガスの会があった。
そして、今回で、アスパラガスの会が10回目を迎えた。


ご参加の皆様、お疲れ様でした。
そして、今までご参加の皆様、ありがとうございます。


さらに今回、某局の取材があるだないだで、一波乱、お騒がせしました。


いつも大体翌日までには第一報をアップしていたので、狸穴猫はどうしたと思われている方もいるかもしれないが、別段疲れてぶっ倒れているようなことはない。


逆だ。めずらしくも至極元気である。
で、超大掃除に取りかかっている。


やはり某局がらみで、築200年のわが家にカメラが来るかもしれないというので、
私のことだ、インスタント大掃除である。


ま、年末分、今やっていると思えばいいので、良いことだろう。


おっと話しがずれた…


そんなこんなで、アスパラガスの会、10回目ということで、
次回からどうしていったらいいか…というのを次回のテーマにすべく、
こちらにご意見募集の文をアップしています。


今までご参加の皆さん、これから参加したいとお考えの皆さん、
是非是非ご意見を!


そ…そうだ、レポートは…例によってもうちょっと待っててね~。



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私が二次障害になったとき…PTAは鬼門?

体調もだいぶましになってきた。
風邪と肩…まあ、肩のほうは一筋縄では行かないが、多少好転。
肩まわりの筋肉の固縮を何とかすべくリハビリにも通うことになった。

などと言っている間に、年末じゃないの!
早くミチャポンの机を調達しなきゃ…と考えていたらふと思い出したことがある。


ミチャポンが保育所に入って4年半。
実は一度も「父母の会」なるものの役員をやっていない。

理由は簡単だ。くじ引きに当たらなかったからだ。


なんとラッキー!


実は、ミチャポンを保育所に入れるにあたって、一番おそれていたのは、この「役員」という代物なのだ。


「役員」になんとも苦い経験があるのだ。


まだ、私が「アスペルガー」という言葉を知らなかった頃のことだ。


ヒイロがまだ小学校2年生の年だった。当時私は30代前半。
運悪く、PTA役員を決めるくじ引きに当たった!

まあ、役員といっても執行部ではない、ただの広報委員ということになったのだが、
初めのうちはまさかあんな状態になろうとは思ってもいなかった。

PTAの広報というと、広報誌の編集がその役割である。

内容の決定…が、なぜこんなに面倒なんだ!
検討した内容を顧問?担当?の教員(=教務主任)に見せ、承認をとる。

まるで検閲である。
この段階で、早くもいや~な感じをひしひしと感じ始める。

何度か差し戻しを受けるうち、フラッシュバックが襲いはじめる。
小学校時代のいやーな思い出がチラホラ出てくる。
教師の顔色をうかがう…というのが気持ち悪い。


ま、それは無視して突き進むと
その後、先生方への執筆依頼がある。

何かわからんが、どうも緊張する。

一言で言ってしまえば



「学校臭がする」


のだ。

おかしい…パソコン通信時代には学校教員とのつきあいも多かった。
別に大昔の教師嫌いがそのまま継続している訳ではない。


箱(建物)が悪いのか?


まさかである。


そんなこんなで、何とかやってはいたものの、決定打は意外にも委員さん達との前期終了の打ち上げにやってきた。


「何でわざわざ遠くのイタリアンレストランに打ち上げに行かなきゃ行けないのか…」


と、思いつつ、断り切れずに出席。
(実は近場にもいくらでも店がある地域だ)


学校サイドとの交渉などで、教師の言いなりになりっぱなしだったのに
教師への愚痴が飛び交う、いない人の悪口が飛び交う。



そうだ!この雰囲気…



小学校時代の女の子流の陰湿ないじめが頭をよぎる。

吐き気がしてくる。

もうダメだ…

当たり障りのない話しに終始し、なんとかその場をやり過ごしたが、帰ってきてぐったり寝込んだ。


疲れる…


後期に入り、私の脳みそは広報委員の仕事を拒否し始めた。

女性同士の裏のあるつきあいに耐えられなかった。
いちいち教師にお伺いを立てるという、物事の決め方にも吐き気がした。
(いったい何だってそんなに気をつかわにゃいかんのだ!)

フラッシュバックが頻発するようになった。

何度か委員会の会合に足を運んだ。
何とかある程度原稿をワープロで打った。

が、限界が来た。

私は完全に鬱状態になっていた。

委員会の集まりにどうしても出て行けない…。そんなことが何回か続いた。
昼間は雨戸を閉めて布団にくるまって寝ている。
フラッシュバックが続いて気分は最悪。

広報委員の人からかかってくる電話が恐い…。

「もう無理だ、これ以上続けられない」

結論を出した私は、こわごわと「委員長」に連絡をとり、
体調が悪くてこれ以上できない旨を伝えた。

途中放棄だ。

そのことによって、「もうでなくて良い」となったが、
自責の念がどうしても出てくる。

「どうしてこれくらいのことができないのか」
「本当はあの輪のなかに入らなきゃいけないんだよな~」
「途中放棄なんてやってはいけない事なのに…」
「PTAすらまともにできないのか…」



活動も低下、
食事を作るのもおっくう。
死にたくなった。


が、幸い、ここで、予め作っておいたストッパーが発動した。

鬱病のことは、テレビ等で見聞きしてある程度知っている。本も読んだことがある(立ち読みだけど)

で、私は、

「死にたくなったら精神科へ行く」とあらかじめ決めていたのだ。


「あ、行かなくちゃ」


さっそく、タウンページで、近所の精神科を探し、自転車で15分ほどの精神科のクリニックを見つけて駆け込んだ。


医:「PTSDによる鬱状態ですね」


何とも納得のいく診断だった。
ということで、抗鬱剤と抗不安薬をもらってきた。
そして数ヶ月で寛解。



今思うに、小学校時代の学校でのいじめの記憶と、女性同士のコミュニケーションが苦手といったところ引き金になったのだろう。


引き金はあったものの、ASDのいわゆる二次障害といった感じの現象だったのだろう。
(当時は未診断だったが)



まあ、鬼門に触れてしまったといえばそれまでだが、
特に「女性同士の特有のコミュニケーション」と「学校的なもの」という二つの苦手が重なって起こった事だったと思う。
(「家庭内の孤立無援感も手伝っていたとは思うが…」)


これからミチャポンが小学校に入る。
当然一回くらいは役員をやらざるを得ないだろう。


まあ、今回は現時点で精神科に通っているので「まったくの丸腰」ではないからなんとかなるのではないかと踏んでいる。


が、実はちょっとは不安なのであった。





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療養日記2010/11/22

先週の月曜が精神科の通院日だった。
ということで、忘れないうちに療養日記を書いておこう。


だいぶ間が開いたので、狸穴猫が調子でもくずしていたのではないかと思っていた方もいるだろう。


そうだ、その通り!


ただ、精神の調子ではない。風邪だ!


10月の30日に引きはじめ…
強烈な鼻炎(鼻が痛い!!)と、のどの痛み、ボルタレン飲んでても37度5分まで発熱するという異常事態。

熱は一日で引いて(但しボルタレンのみっぱなしなので正確なところは不明)一旦良くなるかとおもいきや、一週間かけて気管支まで影響が広がっていった。

手持ちのクスリで何とかしのいでいたものの、翌週の月曜には、歩くのも息が切れる状態に。

仕方なく近所の内科医院の門を叩いた。


 喘息ですねえ。
 
何年ぶりだということと、風邪のときだけなら一過性のものでしょう。



ということで、喘息に準ずる治療。1週間分の気管支拡張剤をもらってきた。
で…、約一週間で息切れは治ったもの

だいぶ良くなったものの、まだ完全に治っていない。
ときどき咳き込む。


ま、そんなわけで、11月前半、とにかく飯を作る以外は寝てばっかりいた。
だって起きると頭くらくらするんだもん(完全に酸欠)


だもんで、仕事がすすまない!!
と、いらいらする気力もなく、飯を作る事だけにエネルギーを集中投下。


その他の家事は…ヒイロに丸投げである。
こういうときに家事ができる人間が一人いると助かる。
一番しんどい時は昼食も作ってくれた。


タヌキはというと、夕食の手抜き推奨方向ということで協力。
普段は何かと手作りに拘りメニューにも口を出すが、こういうときは結構融通が利く。


さて、月の後半になって多少復活してきたものの、
一旦おちた仕事のペースがなかなか戻らないで難儀している。


風邪が治りはじめたら、掌せき膿疱症性骨関節炎がひどくなったのもある。
これは痛い、近いうちに何とか対策を考えないと、年末の行事(クリスマスと年末買い出しとおせちづくり)に響く!


近況はこんなところだが、これには多少自分に原因がある。
9月、10月と、かなり飛ばし気味に仕事をしていたのに加え、睡眠状態が良くなかったのだ。

ついでに意味もない睡眠の分断というおまけ付き。

10月に入るあたりから、睡眠の分断が派手になった。
元もと、2時間寝た後に4時間寝て、昼寝を2時間というペースだったのだが、連続4時間という睡眠がとれなくなって、最高2時間の連続睡眠しかとれなくなっていたのだ。


タヌキの休前日(寝ようと思えば8時間寝られる日)にも2時間ほど寝ると起きてしまう、
そして、しばらくしてまた眠る…のくり返しになっていた。
睡眠導入剤(ハルシオン)も薬石効なくといったところだ。


原因はわからない。


ま、そういった短時間睡眠のくり返しがたぶん身体に負担をかけていたのだろう。


ということで、こういったことを主治医に報告し、「休前日くらいはがばっと寝たい」という事を言ったら「がっつり寝たいときのため」に、頓服で多少強めの睡眠導入剤(レンドルミン)を出してくれることになった。

おかげで先週の金曜は6時間まとめて睡眠をとれた。
やっぱりこのくらい寝ると寝た気がする。

というわけで、気力不足のこのところなのであるが、
まあ、風邪の回復と共に徐々に何とかなるだろう。

これが12月でなくてほんとに良かった!というところである。


そんなこんなで基本のクスリの変薬は特になし
頓服が増えただけだ。


お薬一覧


 エビリファイ6ミリ(朝)
 ジェイゾロフト50ミリ
 トレドミン50ミリ
 ハルシオン0.25ミリ (寝る前)
 セパゾン2ミリ(寝る前)
 (1日量)
 頓服としてレンドルミン0.25ミリ




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ミチャポンの学校見学

半月もブログをほったらかしていたのは、
思い切り派手な風邪をひいて喘息様気管支炎までいってしまい、思い切り寝込んでしまったからだ。
引きはじめが先月の月末だから、治るのに半月かかった。

相変わらず私のひく風邪はしつこい。


それはともかく予定はあるのでこなさねばならない。


11月8日。待ちに待った学校見学の日。


日程が決まった時点で予定表(関連記事はこちら)に日付を書き込んでおいたのでやる気満々。

10時15分に校門前で、教育委員会の人と待ち合わせをしておいた。


学校の校門までは徒歩約1.5分。


というわけで、早々に朝ご飯を普段は見ないテレビを堪能して、学校見学の時間を待つ。


いざ時間…となり、家を出ると、とたんに「○○市」のライトバンとはち合わせ。
教育委員会の担当者さんが乗っていた。


校門まで1.5分の道のりはミチャポンは軽々だが、風邪引きの私にはつらい。
息切れがする…、くるしー~!
ま、それはともかく、校門前で待つ担当者さんと挨拶を交わし、校内へ。

まず出てきたのは教頭先生。

そしてなぜか…

校長先生と話をするという流れになってしまった!


予定外だよ~と腹の中でつぶやきながら、校長室へ。
途中から養護教諭も同席。

診断までの経緯と、療育の現況、心配なことなどを適当に話したかなあ。

就学時検診で何か知能検査とかあるのかなと思って、

「知能検査とかってあるんですか?」

と、聞いてみたら、

「ないですよ、もう何十年前になくなりましたよ~」

とのことであった。
この地域は完全に親の申告にまかされているようである。
この手のことは地域差が大きいのかな~


校長室での話を何とかクリアして教頭先生の案内で校内一巡り。

保健室、体育館、一年生の教室を順に見て回り、最後にミチャポンの希望で「図書室」をみせてもらい、学校見学は終了。

納得顔のミチャポンであった。


というわけで、特にトラブルもなく、学校見学は終了した。
ミチャポンは予定がひとつ終わったことで何となく安心したという感じだった。


さて、今週は火曜日に就学時検診だ。


おばあちゃんからはランドセルも届いたし、
就学の予定は一応着々と進んでいる。



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