第13回 アスパラガスの会 参加登録開始します。

近畿ローカルで失礼します。

第13回「アスパラガスの会 集い」のご案内

◆とき:2011年月4月23日(土) 午後2時~午後3時45分 

◆ところ:JR大和路線・近鉄道明寺線 柏原駅徒歩数分 
     近鉄大阪線 堅下駅からもアクセス可

◆参加費:100円(通信費・資料代等)

◆申込期間 2011年3月28日~4月13日

◆テーマ わかっているのに出来ないもどかしさ(自分の中の凸凹?)

できることとできないことの差が大きい…そんな悩みについて、皆さんどう考えているのか?どう対処しているのかについて考えていきます。

◆定員 30名

◆参加登録について

参加希望の方は、集い詳細ページの注意事項をよくお読みの上、下記のエントリーページのフォームよりお申し込みください。

PC版エントリーフォームはこちらから
携帯版エントリーフォームはこちらから 


ちょっとだけ告知が早いですが…私、寝なきゃいけませんのでご容赦を。





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「ああ、そうですか」事件-指示語はわかりにくいの巻-


本日19時半くらいか…明日のお別れ会の服選びに余念のないミチャポンが、やっと明日の服を決定したようで、

「こっちのが可愛いからこっちにする」


と、言いに来た。
わざわざ宣言しに来るところも不思議というえば不思議なのだが、
問題はその後に起こった。

パソコンの前に座った私は、ミチャポンの方を向き、

「ああ、そうですか」


と言った。

そしたら俄にミチャポンが怒り出したのだ。


「むかつく~!!」

「その言い方なに~!!」

「もうママなんて知らない!!」



ひどいおかんむりだ。


ちょっと考えて、 あれ??と思った。


実は


「ふーん、そうなんだ」
でミチャポン激怒という現象が以前あったので言い方を変えたつもりだったのだ。


さてはて、むかつく理由がわからない。


と、待てよ、もしかして…


「そうですか」とか「そうなんだ」とかいう使い回しがわからないので、
聞いてもらっている気がしないのかもしれない。



はたとそう思った私は、ミチャポンに

「そうですか」とか「そうなんだ」って、意味わからない?

案の定だ。

説明開始である。

「そうなんだ」「そうですか」というのは、みーちゃんの話を「そう」って言葉でまとめてるんだから、聞いてるって事なんだよ。

といったら、あっさり納得。


ミ「なあんだ、ママ、きいてたのか」

猫「うん」

ミ「ってことは、この服にしたんだってわかってたの」

猫「わかってたよ」

ミ「怒ることなかったんだ…」

猫「じゃ、お風呂はいっておいで」

ミ「はーい」



ASD児者は指示語が苦手というのはいろんな本に書いてあるが、
ちょっと盲点だった。

「あれ」「これ」「それ」などの指示語はまだわかりやすいが、

「こう」「そう」などは具体性が少ないため、より理解が難しいのかもしれない



わからないからすっ飛ばしてしまい、「聞いてない」と思いこんだのだろう。
もしくは「ママは訳のわからないことをいってごまかしている」となったのかもしれない。


結構ちょっとした事が落とし穴になるもんだ。


「わからない」から被害妄想的になるってのはこういうことなのかもしれない。


そんなことを考えさせられた出来事であった。





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まるくおさまって
めでたい
ってことで

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平成23年東北地方太平洋沖地震に関連して

みなさまこんにちは。


まずは、被災地のみなさまには心よりお見舞い申し上げます。


避難所等に身を寄せている皆様にお願いです。

自閉症児者は急な環境変化に適応できずパニックを起こすことがあります。
パニックがおさまるまで静かにみまもってあげてください。




さて、ここで、ちょっと個人的なことを叫ばせていただきます。

実は被災地のうち震源にかなり近く津波の激しかったところに
親類が数名おりまして、安否が確認できてません。
ここをみることもあるかもしれないので…


おーい、ササニシキ!無事か?
みんなちゃんと避難できたか?
無事ならコメントしろ!!!



今日はそういうことで…失礼いたします。


=========================================
3月16日朝追記

宮城県石巻在住(それも海のすぐそば)の親類6名
の生存が確認できました。みな無事最寄りの高台に避
難できたそうです。
家は…流されてはいないもののひどい状態らしく、
現在避難所生活をしています。


よかった~!

ご心配いただいた皆様、有難うございました。

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療養日記2011/03/10


ここひと月、はっきり言って調子を落としている。


どうもミチャポンの新入学の準備がかなりストレス源になっているようだ。

説明会をすっぽかすという失態をやらかし、学校に説明プリントを取りに行くも説明が不親切なプリントでパニック起こしそうになり…。

学校というものに接したせいだろう。どういうわけかいじめ問題に脳みそが向いてしまった。これもかなりエネルギーを消費する。

PTAの先行き不透明さ加減もまた不安の元である。


2月の自助会がどうにかこうにか終わった後、やたら寝まくるという現象が、一週間以上続いている。


フラッシュバックと悪夢も頻発している。
但しネタは小学生時代のいじめと、10年ちょっと前のPTAのことだ。


夕食の献立に困ることも多い。
理由はないが、何となく決められないのだ。
もう締め切り間近の確定申告の準備もまだできていない。


なにかと意欲が低下している。

とにかく寝逃げするように眠ってしまう日々である。
かろうじてできるのは若干の読書のみ…。


というところで3月7日に精神科の予約をしていたので行ってきた。


上記のようなことをつらつら伝えると…


新入学準備がかなり堪えている可能性が高いので、この際、この時期は薬で乗り切りましょう。落ち着けば元に戻せます。
無理は禁物です、いつもの50%のつもりでうごきましょう。家事は手抜きでいってくださいね。
眠たいときは寝てください、脳の不調は身体の不調と同様に考えてください。



という主治医の言。


というわけで家事手抜きのお墨付きをいただいて帰ってきた。


この主治医、説明がわかりやすいんだよな。
薬の使い方もわりとわかりやすいし。

なにより発達障害の専門医だけに発達障害者慣れしているのがありがたい。
私みたいな顔に出にくいタイプが淡々と話しても、意外に深刻だとしっかり受け止めてくれる。


ま、そういうわけで、薬はかなり増量。


お薬一覧

エビリファイ12ミリ(朝)★倍増
ジェイゾロフト100ミリ ★倍増
トレドミン50ミリ
ハルシオン0.25ミリ (寝る前)
セパゾン2ミリ(寝る前)
(1日量)

頓服として
 ベゲタミンB
 リスパダール1mg液★新規
 セルシン5ミリ★復活


========


薬の変更をして3日ばかりたった。

起きている間の意識は清明になってきたようだ。
ただ、まだ寝ている時間は長い。

もう少しすればうごけるかな?
そんな感じである。

やれやれ。



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その~
いつものですが

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【書籍】親子アスペルガー―ちょっと脳のタイプが違います/兼田絢未著

めっけもんの本を読んだので書評といく。

親子アスペルガー―ちょっと脳のタイプが違います 兼田絢未著である。

実はこの本はかねてからネット上でのおつきあいのある方の著書だったので、安心して予約していた。ま、簡単な話、駄本であるはずはないというわけだ。

読んでみて、駄本で無いどころか、大当たり!というわけで、これは紹介するっきゃない!というわけだ。


親子アスペルガー―ちょっと脳のタイプが違います親子アスペルガー―ちょっと脳のタイプが違います
兼田 絢未

合同出版 2011-03
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さて、スタート。

この本の著者はアスペルガー症候群当事者だ。そして息子さん二人も。
そんな家庭の中で日常どういった工夫をしているのか?
どうやってアスペルガー症候群という障害と向き合って生きているのかの実録である。

この実録が実に生き生きと描かれている。

障害と向き合うというと、「がんばって立ち向かって」というイメージになりやすいが、そういったイメージからはかなり遠く、息子さん達とのエピソードの一つ一つは実はほほえましく感じられる。

ちょっとした言葉の言い方一つでトラブルになってしまう。
ちょっとした思いこみで自分を縛ってしまう。
なにかと自己評価が下がりがち…


そういったことに関して、著者が「アスペルガー症候群である」という診断を一つの光明として、いろいろ工夫をし、なかばふらふらしながらも、子ども達の健全な精神を守ろうと奮闘している姿が印象的だ。


兼田さん自身の子ども時代を振り返る部分もとても興味深い。

ぶっちゃけ、この本、感動の一冊であるのだが、感動しただけで終わりにして欲しくはない本だ。



ちょっとえげつない表現をとるならば、この本は

 「アスペルガー症候群児者の自己評価の下がっていくしくみ」

が実録として明解に描かれ、かつ

 「すんでのところでそこから脱出していく」過程を

具体的にとったスキルやツールとともに描いている書籍であるとも捉えられる。




幼児~学童期のアスペルガー症候群児をお持ちの親御さん、そして幼保・学校教員の皆さんには是非読んで欲しい本である。


※著者の兼田絢未さんのブログ「にじいろ家族の小さな幸せ」はこちら


==========

さて、書評というよりもうちょっと砕けたところで…

実はこの本を手にとって読み始めて、まず「がーん!」となった。

「私ってガキの頃なんて脳天気で何も考えてなかったの?」

である。

どうやら、私はかなりアスペルガーが多い家系(つまりは怪しい人の多い)のなかで生まれたためか?そうでなければ自己評価を落としやすいポイントから巧妙にそれて育っていたようである。

こんな風に、ありありと「自己評価」が下がりそうになる様を見せつけられると「そうか…、家庭環境によってはASD者の自己評価は簡単に下がる訳だ」というのが「ぞ~っ」と伝わってくる。

これがかなりショックで「がびーん!」である。

アスペルガー症候群者の二次障害…これは私が思っていた以上に深刻だ…。

家系という子育ての伝統に支えられていない場合、自己評価が下がるポイントは生活の随所に転がっているということになる。これは、定型者を親に持つ場合だけでなく、アスペルガー者を親に持つ場合も生じうる…。

アスペ児をもつということは、親にとっても場合によっちゃ相当な負担となりうるということが、片鱗でも理解できた気がする。




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春近しですね~
と、まあ
そんなところで
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ご飯が変わるといやだもん…

おいおい、もうひな祭りすぎたのに、なんでこんなに寒いんだ?
台所の寒暖計を見ながら一人つぶやくほど、まだ寒い。
今日もまた、日差しはあるものの気温は上がらず。


本当に温暖化なんかい?と言いたくなるが、まあそれはそれとして、
昨日からタヌキが2連休ある。


となるといきおい、タヌキにパソコンを占拠される時間も長くなる。
さらに起きている間、食事の準備ばかりしているような感じになる。
おまけに土曜の今日はミチャポンも保育所が休みで退屈ぎみ…。


私の繊細な?神経は、タヌキのラッパ(ホルンorトランペット)の音をバックにぐっすり眠ることはできるが、ラッパの音の横でパソコンワークをするのはちとイライラする。


ってなわけで、布団に籠もって本を読むのがいきおいタヌキの休日の私の過ごし方ということになる。


今読んでいる本はこれ↓
親子アスペルガー―ちょっと脳のタイプが違います 兼田絢未著
なかなか「へえ~」が多く、おもしろい。(書評は近日中に書く予定)


さて、本を読みながらうだうだしていると、
ミチャポンが寝室をのぞきに来る。

今日はミチャポンは「忍者の修行」だそうで、朝から庭のあちこちを走り回っているらしい。

うちのASD児は至ってASD児らしくは唐突にこう言い出す。


ミ「みーちゃんね、大きくなったら忍者になりたいの」


ま、よくありがちな発想である。

それに対し、


猫「そーかそーか、伊賀の忍者村にでも就職するか?、本物の忍者屋敷があるんだぞ。」

と、訳のわからん返し方をしたら、予想外の反撃をうけた。



ミ「みーちゃんおうちで忍者になりたいの」


猫「え?」


ミ「だって、ご飯が変わるといやだもん」



ミチャポンよ、おぬしというやつは…、そこを心配するのか?



ミチャポンも味覚過敏派ではある。

特定の店以外で買った刺身にはなかなか手をつけなかったり…
結構味にうるさい。

しかし、そこにいきなり言及されるとはおもってもみなかった。


ま、うちの親戚には、その昔、招集されて軍隊に入ったものの、味覚過敏で何も食べられず、比較的食糧事情のいいはずの軍隊で、やせ細って病気になり、前線に移動する前に除隊になったつわもの?がいる。
ちなみに、そのつわものは、結婚後30年ほど奥さんの作ったご飯を「ばあちゃんのと味が違う」といって食べなかった(…つまりばあちゃんが台所をしていた…)という猛者だ。


味覚過敏おそろし!な家系なのである。


ミチャポンもその血筋ひきついだかいな~。


と、ふとそんなことを考えた昼下がり。


ミチャポン修行のため庭に戻った後、さて…と思って、前述の本を再度開けば…
ASD児の味覚過敏の問題にふれたページにぶち当たった…


なんか今日は気を抜くと味覚過敏にたたられそうな悪い予感が…。


今晩は夕食のメニューに気をつけようと心に決めた狸穴猫なのであった。



======================

コメントの返信ができなくてごめんなさい~。
読んではいるのですが…
どうも最近気力が…足りません。
本当にごめんなさい。





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えと…、
まあ、その~

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お一つ





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