最短手術後3日で退院という当初の話しはどこへやら、いつの間にか最短で6週間は入院ということになっていた。
かくて一週間が過ぎたわけだがWizerd、折れた骨をのぞいたカラダはいたって元気なわけである。当然クチも元気である。
老人会やら神社の社中会やら墓地組合やらと、やたらといろいろな役を引き受けているWizerdのところにはやたらと見舞客が多い。
その来る見舞客ごとににどうやって足の骨を折ったかの話しをアスペルガーらしくとうとうと微に入り細に渡って説明をし、さらにアスペっぽくリハビリの最中にも1人であーだこーだうまくいかない「言い訳」をとうとうと述べ立て、理学療法士に
「はい、Wizerdさん、黙って僕の説明聞いてね、話さなくていいからね」
などと言われている(--;)
当人は来月半ばには多少のヘルプがあれば普通に家で生活できる気でいる(っていうか、3月末までに年度末の〆をする仕事があるらしく、是が非でも戻りたいようである)が、そうはいかないとこっちは踏んでいる。
まあ、とりあえず介護生活は6週間先に延びたので若干ではあるが胸をなで下ろし、この間にこっちの生活を何とかしないとと思いつつ、私は洗濯物や何やらを持って病院と家とを往復する生活をしている。
つまるところ、私はWizerdの入院により仕方なくではあるが、脱ヒッキー生活をする羽目になった。体力的にはしんどいがお日様の下に出るのも悪くないものだなとちょっと新鮮である。
はじめはあれこれ揃えるものが多かったり用事があれこれあったり洗濯物が増えたりして動き回ってしんどかったが、一段落つき、とりあえずの平和である。
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