この件はどう書こうか非常に迷っていた。
が、いつまでも迷っていても仕方ないしタイミングをのがしそうなので書き始めてみる。
michapon2才8ヶ月、つまり先月であるが、それまでは抱っこをせがむことなど全くなかったmichaponが、保育所の帰りにいきなり「抱っこ」をせがむようになった。
そう、それが「気になる事件」であるには前歴がある。
それまでmichaponはされるがままに抱っこをされていることはあったが、抱っこを拒否することも多々あった。つまりあまり「抱っこ」が好きではない子であったのだ。まして抱っこをせがむなんぞ想像もつかない!
で…今回の一件?で私はふと考えた。
考えてみたら「たっち」ができるようになるあたりから、普通の子は抱っこをせがむようになる。そう、言葉がしゃべれなくても両手を広げて親の方に向かい、目線を向けてくる。
しかし、私はmichaponがそういう行動をとらなくても、さらに抱っこを拒否しようが、全く気にしていなかったのである。
ところで私と息子がアスペルガーの診断が出ている上、michaponも私と息子の主治医から「要注意マーク」を出されている。夫もAQハイスコア組である。
もしかして普通の親なら(つまり親が定型発達者なら)michaponの行動になにがしかの「異常」を感じ取ったのかも知れないが、私はmichaponに抱っこをせがまれるまで「そういう子」と受け取ってしまっていて、なんら不思議さを感じていなかったのである。
親がアスペルガーだと子どもの発達障害を「普通」とおもって見逃してしまうかも知れないということが今回の一件からちょいと実感してしまった。
まあ、息子も別に「ちょっと変わった奴だけど…」くらいで中3まで未診断ですごしたからなあ…(典型的なクレーン現象や興味の片寄りなんてのがあったのにねえ…)
親がアスペルガーだとわかっている場合、子どもも当然ハイリスク組なんだから、是非その辺発達検査などを受けやすくして欲しいものだとふと思った。自身がアスペルガー当事者だと子どもについて、変だと思いにくいのだ、。
それにしても今更ながら自分の抜けているのを再確認してあきれてしまった出来事であった。
michaponは遅ればせながらの「抱っこの季節」を満喫して抱きつきまくりのコアラライフをしている。ま、成長といえば成長なんだろう。
データも出そろってきたことだし、michaponそろそろ児童相談所にアプローチして発達検査受けさせなきゃいけないかなあと、そんなことをのんびり(なんか切実感がない)考えている今日この頃である。
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