断言する。
この記事ははっきり言っておもしろくない。
次に書く予定のWizerdの引っ越しの予告編程度のものだ。
では、スタート。
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あまりに片づかないWizerdの引っ越し準備で疲れた頭脳はもう夕食のメニューを考えつくだけの力が残っていなかった。冷蔵庫の鶏肉を見た息子の希望の「鶏の唐揚げ」に素直に乗ってしまいたい誘惑に打ち勝てなかった私は珍しく早めに帰宅した亭主にこういった。
私「鶏の唐揚げにしようと思うんだけど…
亭「鶏ならジンギスカン鍋で焼こう!」
私「え…」
亭「じゃなかったらカツがいい。」
私「…」
頭の中で「唐揚げ」「カツ」「唐揚げ」「カツ」…が繰り替えず。
はっきり言ってどっちも作りたいメニューではない。が、冷蔵庫の中のメインディッシュになりそうな食材は鶏肉しかないのであった。
「いやだ」
脳みそは完全にパニックを起こしていた。
私は離れに逃げ込み倒れ込むように毛布にくるまった
その後息子が起こしても頑として毛布にくるまり続けること小一時間、頓服薬の安定剤を飲み、復活するまでさらに30分。
結局唐揚げにもカツにもせず、やっとこさチキンライスでお茶を濁すことに決め、台所に戻った。
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で…
今回のパニックの原因を考えたのだが、きっかけは献立であったが、実は翌日のWizerdの引っ越しの見通しと手順がはっきりしないことにあったように思う。
アスペルガー症候群者にとって見通しのつかない事は「恐怖」である。
Wizerdの「いらわんといて(標準語では"触らないで"といったところ)」のひと言のため、Wizerdの衣類が山とつまったドレッサーある3畳間が全く手つかずの状態であった。
片づくんだろうか?
また、引っ越しの手順が全くできていない。新旧居にわたる人の役割分担もも出たとこ勝負で何も決まっていない。
当然私はどう動けばいいのか…それがまるでわからない。
これらの恐怖が唐揚げをきっかけにパニックになって噴出したように思う。
しかし、こんなもんはまだ前夜祭に過ぎなかった…わけだ。
さて、次のお話は大騒動のWizerdの引っ越し。
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