自分でやる~

ミチャポン3才2ヶ月…自分でやることに拘っている。
自分がやるもんだと決めつけたものに関してはゆずらない。


着替えを手伝わせないなどという生やさしいものではない。
(よいよい、着替えは勝手にしてくれ!)


問題のテリトリーは冷蔵庫である。うちには大小2台の冷蔵庫がある。

大きい方は普通の使い方をしているが、もう一方の小さい冷蔵庫はドレッシング類とビール、そしてチューブのワサビやカラシなどだけが入っている。要は食卓にすぐ出したいものだけ入っているのだ。

で…この小さい冷蔵庫がミチャポンのテリトリー。

ここから出すものはみんなミチャポンが出す。しまうのもだ。

「みーちゃん、ビール持ってきて」
「みーちゃんワサビ持ってきて」

喜んで冷蔵庫に向かうミチャポンである。

ここまではいい。

だが、ミチャポンに頼まずに出し入れするのをミチャポンに見つかろうものなら大ごとになる。


「みーちゃんが自分でやるのに~!!」

泣く、わめく、一旦(こっちが)入れたものを外に放り投げる…
もしくは(こっちが)出したものをまたしまおうとする。
とにかく大騒ぎになる。


「別にいいでしょ、やっておくから」
といっても聞く耳は全くない。


結局、一旦入れたものを出し、ミチャポンに再び渡し、


「はい、じゃ、みーちゃん入れて」
というまで抗争は続くことになる。


非常に手間のかかる「自分でやる~」である。


これってなんか発達障害的こだわりのような気がしないでもない。


そろそろ児童相談所に行かなくてはと思いつつ、
「まあ、こんなもんか」とも思うものでつい面倒になる。
私自身がアスペルガーだからよく分からないというのもある。


しかし…やっぱりちょっと変わった娘である。



関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加

 


コメント

そういえば
昔のことを思い出した。
小学生の頃、雨戸を閉める役割でして、ある日、家に遅く帰ると既に閉まっていた。
怒って、開けてから閉め直したっけ。
雨戸を閉めるところに自分の立ち位置があったんでしょう。
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
RE:そういえば
roさん、はじめまして。

やり直しまでしないと落ち着かないんですよね、きっと。

うちのは落ち着くまでの嵐がちと長いけど…
いつも閲覧しています
掲示板は初めてか2度目位だったかと思います。いろんな角度からの考察が楽しくて読んでいます。

うちの娘も「自分でやりたい」が強いです。やり直しさせる事もよくあります。
でもまぁ、その「自分で」のお陰で他所様よりも早く出来る様になったものもあるので、一長一短かなと思います。
現在年中さんで卵割るのも上手になりました。(ここまで到達するのに、見守る方が大変ですが)

ちなみに、私は軽めのアスペで、旦那はADHDの診断項目に当てはまるのが多い一般人です。
娘は思い込みの強さと落ち着きの無さを、それぞれ少しずつ貰ったようですが、診断されるほどじゃないかな?程度です。
その程度でも「自分が」が強いんですよね(苦笑)
なんたって、乳児の時に「伝い歩きが上手になったから手を引いて歩かせよう」と手を取ったら歩かないくらいに!
さるたこさんへ
こんにちは。お返事おそくなりました。

手をつなぐのが苦手なことも多いようですね。

うちのは「手をつないで歩く」ができるようになったのは2歳半くらいになってからでした。それまではもっぱら「手を掴んで歩かせる」でした。

コメントの投稿

非公開コメント


ブログ内検索


サイトマップ(全記事一覧)はこちら

アスパラガスの会のお知らせ

成人ASD(自閉症スペクトラム障害)者のための自助会:アスパラガスの会 ご案内

アスパラガスの会は、大阪南部を拠点に活動する成人自閉症スペクトラム障害者の自助会です。1ヶ月に1回の集いを中心に活動しています。アスパラガスの会ホームページはこちら

アスペルガーライフblogの発達障害関連動画

発達障害の常識とやらにツッコミをいれてみる !

発達障害に関するよく言われるセリフってなんか変!

自閉症(ASD)児者の聴こえ方を疑似体験!

自閉症児者の聴こえ方を定型発達の方に疑似体験していただける動画を作ってみました。

この動画に関する詳しい説明はこちらの記事をどうぞ。

うわ!狸穴猫が本に登場してしまった
かなしろにゃんこ。さんの新刊に狸穴猫が登場します。
スポンサード リンク
便利ツール(別館)
管理人からのお願い

記事に関係ないコメント・個人的な相談にはお返事できない場合があります。あらかじめご了承下さい。
また、できるだけ個人的な相談はご遠慮下さい。

RSSフィード