アスペルガー者にとって過集中というもの(2)

さて、過集中について2回目。

http://www.geocities.jp/yanbaru5555/adhdvsas.htmで有名なやんばる先生(後藤健治氏)が、アスペルガー者の気分の変動について、

「過集中と虚脱のパターン。過集中が長引く。」

とかいておられる。

それを読んで、

まったくその通りだ!あはは…と、

過集中絶好調(躁ぎみ?)の私は思ったのだが、

この過集中というのといかに付き合うのかというのがアスペルガー者のQOLに関わってくるということも考えた。

過集中と虚脱

そう、過集中を放っておくと虚脱が必ず来る。

どうもなんにも関心が持てない~というのが虚脱症状ではない。

「なんかなんに対しても集中できない」というのが虚脱症状だ。

そう言うときはどうするか?

ひたすらぼけーっとする…好きな本でも読みながら…

というのが虚脱時の回復方法だが、これまた弊害がある。

なにせ…

時間をとられる

まあ、私なんぞぐうたら主婦をしているからそれでもいいといえばいいのだが、
ちょっと忙しい時期にコレが来ると、気分を持ち上げるのにえらい苦労をする。

苦労をする…つうもんじゃない。
パニックとの戦いになる。

(集中力欠如状態の時は、なにかにつけパニックを起こしやすい。)

なにせ集中力ゼロ状態でなにかしなきゃいけないわけで、
そうなると「手順」というものが重要になってくる。

「手順書」つくっちまえば大丈夫。

これが長年アスペルガーな脳みそとつきあってきて、私が開発した方法である。


ま、主に家の中だけで通用する手段である。


手順がはっきりしてしまえばそれは「ルーチン」とかわらない。
黙々とこなすうちにプチ過集中状態になるので、
仕事が段々なくなってくるという寸法だ。


とにかく過集中と虚脱のうち、虚脱との付き合い方も、
生活の質を大きく変えるような気がするのである。


<まだ続く>







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というわけで、
WEB制作と
「過集中」に
過集中ぎみ
ですねえ…

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