療養日記2008/09/09

8月の末から、大きく体調をくずした。


8月29日の冷房のかけ過ぎがきっかけでそれは起こった。


8月30日、朝起きたら扁桃腺が痛い。
扁桃腺が腫れるとてきめんに掌蹠膿疱症性骨関節炎がひどくなる。
ついでに下痢もした。これもよくない。



私の場合、現在皮膚症状は強くない、骨やら関節の痛みがひどいのである。


普段はボルタレンの徐放製剤1日2カプセルで済んでいるのだが、それでは一日痛みをコントロールすることが難しくなってしまった。


…にもかかわらず、8月31日には扁桃腺の痛みもひかないのに薬を飲みながら加古川に「かつめし」を食いに行くという暴挙をやってしまった。
(だからやせられない…っと、加古川かつめし紀行はこちら


で、さらに悪化。

9月1日は一日へばっていた。

9月2日、この日は掌蹠膿疱症の方の診察に行く日。(行くのもしんどい)
風邪をひいた事情を言ったら、

「扁桃腺やおなかの風邪引くと調子悪くなりやすいねえ、早く調子回復する為にビオチン注射しときましょう」

と、ぶっとい注射(もちろん静脈注射だが)うたれた。


「痛みは我慢しないようにね、頓服使ってもいいから、痛みから逃げちゃいましょう、体力つかったらもったいないよ」

とのおまけ付き。
痛みのつらさに理解のある先生で何となくうれしい



が、問題の9月3日がやってきた。


薬を飲む感覚がつかめず、痛みのコントロールがままならない状態で迎えたその日、
夕方になるともう体が悲鳴を上げていてだるさと痛みで気分も最悪。


痛みがひどいとDV時代のフラッシュバックも襲ってくる。
(当時は診断もつかない状態で、良い痛み止めもなく、痛みをおして動かざるを得なかったり、治らない、動けないことをだいぶ前の夫にはなじられたりしたからなあ)


そんなときにタヌキからの電話…イライラしている様子。
で、何につけ私にケチを付ける。
翌朝、やたら早くでなければならない事と、空腹でイライラしてのいつもの八つ当たりである。


こちらは夕食を急いで作らなければならないことで若干メニューパニック。


さらに、こちらも精神的に余裕がないのでまともに対応してしまい、言い合いに。
「役立たず」のひと言でプッツン来て鬱系パニックに突入。


さらに時間がないので息子に買いものをためば、的外れな品を買ってくるのでさらにパニック増大。
(息子に言わせると「ヒステリックになる」だが)


タヌキが帰ってきて、夕食を出し、私は庭先で休憩。


息子が通りかかったので、買いものの話しになり、「なんでアンタはそうなのよ」となじってしまったら
帰ってきたことばがきつかった。もう、売り言葉に買い言葉なのである。


「そんな言うなら痛みをおして動けばいいだろ」


この一言と先ほどのタヌキの「役立たず」があたまをこだまして、死んだ方が良いような気がしてしまった。


で、「大パニック」発生である。(鬱発作かも)


今回は初めて自傷行為なるものにはしってしまった。
ま、切れない刃物だったのが幸いしてたいした傷でなかったが…。



翌日ぼーっとしながらなんであんな事をしたのかと自分に問いかければ、


やはり「痛み」である。


痛みがひどいのでどうしても鬱っぽくなってしまう。
なんにもできない自分に嫌気がさす。
フラッシュバックも起こりやすい。


というわけで、薬にサプリメント、睡眠の総動員で痛みの押さえ込みにかかることに。


八つ当たりタヌキの方は、最近仕事がきついのは何ともならないにせよ、空腹の
方は何とかなるので「夕方の空腹」を押さえるべく夕方のおやつ用の「バナナ」を持って出勤することに。


さて、そんなこんなで、数日。



痛みのコントロールがある程度きくようになったところで昨日が精神科受診日。


事情を話せば、


「あらあら…、みんな調子が悪かったんですねえ…」


ということで、とにかく痛みのコントロールの方に重点をおいて無理せずゆったりペースで生活するようにとの指示。


本来の脳みその調子とはちがった部分での増悪なので今回のところは変薬はなし。
ま、頓服は全滅していたので、たっぷりもらってきたが。


お薬一覧

 アモキサン75ミリ
 エビリファイ6ミリ(朝)
 リスパダール1ミリ(寝る前)
 ジェイゾロフト50ミリ
 トレドミン50ミリ
 ハルシオン0.25ミリ (寝る前)
 セパゾン2ミリ(寝る前)
 (1日量)
 頓服としてセルシン5ミリ


しかしまあ、今回の療養日記は掌蹠膿疱症性骨関節炎の悪化にPTSDによるフラッシュバックにメニューパニックに鬱発作にと、内容が充実


…してはいけないな。


ま、とにかく、今日現在、この文章が書ける程度には回復したってとこ。


そんなわけで、「過集中3」は次回ということで。
すいませんがよろしく。





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コメント

自傷行為
はじめて書き込みさせていただきます。
私もASの診断を受けています。
私の場合、体の不調や大パニックが重なると、
自傷行為をする癖があります。切るのではなくて、
頭や体を壁などにぶつける自傷ですが。
で、親しい人と「自傷をしない約束」をするのですが、
大パニックになるとやっぱり自傷してしまいます。
そして、自傷が終わってから、約束を破ってしまった
ことを後悔し(自傷の痛みより、約束を破った痛みの
方が強い)、更に悪化。悪循環ですね。
エナさんへ
柱に頭を…ってのは3才くらいまで娘がよくやってました。

パニックってなんなんだろうな~と考えます。

約束を…ってのは、要は完璧主義なのかなあ。

私も息子に「もうやらないね」と約束させられました。





”生きていてよかった”・・ご自身が大変な時に、本当にありがとうございます。
今、生きている、というとりも”意識がある”ことが辛く、疎ましい・・この感情を頭と心が処理できなくて苦しんでいます。
”生きましょう”という言葉・・狸穴猫さん、すみれさんから前にいただいた時以上に、今の私には重いことばです。
マルカトさんへ
おかげさまで何とか痛み止めの量が減らせてきました。
必ず変わります、今と同じはありません。
そう信じていきましょう。
狸穴猫さんへ
思いに反して、熱が下がってしまったようなので(笑)、放浪生活100日目に書けなかった”心の内”を綴ってみました。本当に情けない内容なんですが、覗いてもらえると嬉しいです。
万一、ちょっとしたきっかけで状況が変わったとしても・・家が職場を兼ねていましたから元には戻れない。そのとき新しいチャレンジができる頭と身体でいられたらいいのですが・・。
日本のホームレスは、アフリカ等政変下の国境のない医師団も驚くほど健康状態が劣悪なんだそうです。確かに、驚くほど身体も心も日々蝕まれていきます。それに、生きることに執着すると、食べるものを手に入れようと、悪いことに(他人のものに)手を出してしまう怖れがあります。だから、生きるために食べるという行為は、ホームレスにとってどうしても犯罪と結びつきやすくなっていきます。そうなるのが怖い。
それと・・深秋冬対策などしないで家を出ているので、もう少し秋が深まってくると・・。だから”諦めないで”という声にも、時間は余り残っていない、とどうしても考えてしまいます。
でも、私が今生きていることを知ってくれている人がいるわけですから、粘れるだけ頑張ってみます。本当にありがとう。

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