第1回はこちら
第2回はこちら
アスペルガー者から過集中を奪ったらどうなるか?
例えば細切れの時間ばかりで動くことを余儀なくされるとか…。
しょっちゅう電話が入ったり、雑用を頼まれる会社でのデスクワークなんてのもそうだし、
乳幼児子育て中の主婦の仕事なんていうのは典型的なそれだ。
間違いなくイライラしてくるのではないだろうか。
パニックも起こしやすくなる。
私ならそうなる。
イライラしてくるだけならまだいいが、ミスが増えてくる。
あれをやったらコレを忘れる、コレをやったらあれを忘れる。
そして、自責感が強くなってくる。
過集中可能な状況で過集中的に仕事をこなしている効率と比較してしまうのだ。
非過集中環境で仕事をする効率は過集中的に仕事をこなす効率に対してあまりに低いレベルに留まるだろう。
私の体感的には1/10以下ってところか。
だからこそ、アスペルガー者は過集中的に仕事に当たった方がいい。
虚脱を防ぐことを考えて過集中を避けるより、自尊心の維持のためにもその方がいいだろう。
完全に過集中状態で仕事をしない場合でも、疑似過集中というかプチ過集中の積み重ねの方がいいだろう。
過集中を必要なものとして考えていく。
このことが、アスペルガー者の自尊心の維持にもつながっていくものだと思うのだ。
過集中しやすい職場・家庭。
そして過集中後の虚脱を許容する環境。虚脱時の自己コントロール。
それがアスペルガー者にとって必要なものだと思うのだ。
<一応終わり>


にほんブログ村
発達障害ランキング
↑ブログランキング参加してます。↑
恐縮ですが
ひとつぼちっと↑
……