いつもの支度をして、9時にミチャポンと保育所に向かうと、なにやら保育所がいつもと様子が違う。
保護者がたくさんいるのだ。
そして、いつもは中に入れない自転車が園庭に入っている。
まずい…行事の匂いがする。
私はこの日が参観日であることをすっかり失念していたのだ。
そういえばお知らせにあったような…気も。
無意識に行事を無視したくなる深層心理が働いているに違いない。
教室のドアを見れば、紙に書いた「プログラム」なるものが書いてあり、
「律動」
「歌」
「親子でザリガニつり」
なんてものが書いてある。
ようやっと参観日であることの認識ができた私は、スリッパを取りに一旦戻り、10時にはまた来る事をミチャポンに告げ、保育所を一旦後にする。
内心…混乱のるつぼである。
まずい…非常にまずい…。
家に戻ってスリッパをもち、休日だった亭主に「参観日忘れてたので行ってくる」とつげ、保育所へ
参観はプログラム通りに進んで、プールでザリガニつり…
それ自体は元々嫌いではないが、喧噪の中となると訳が違う。
頭がくらくらしてくる。
やっと終わって、教室に戻り、給食の参観
ますますやばい…喧噪が気になってくる。
参観終了後どうするんだ?
通常保育になるのか、それとも帰宅なのか??
それが書いていない事が不安をあおる。
いかん、もういかん
どうやら帰宅のようだと周りのお母さん達の行動と保育士の言動からから理解し、帰り支度をはじめ、
給食終了後のミチャポンをつれてほうほうの体で保育所を逃げ出す。
そうだ、これは「逃げ出す」に限りなく近かった。
で、12時ジャスト、家に帰ると亭主の一声。
「冷麺買ってきて食おう」
急いで保育所に出かけたので朝食の片付けなどしていない。
テーブルの上を見てぞっとする。
…だけならまだいい。
亭主はテレビ(パソコン)の前に陣取り、かなりの大音量で、それなりにうるさいチャンネルをかけている。
近づけない。
つまり、茶の間に入れないのだ。
そう、予定外の?参観で疲れた脳みそにはテレビの音声がきつすぎた。
おまけに薬を飲み忘れていたのも災いしたかもしれない。
久々の音声過敏激化である。
私は音声の少ない「離れ」にいってソファにうずくまり、布団をかぶり
「離れ」にいた息子に向かって
「5分休憩」を宣言した。
だが、5分たっても気分が元に戻らない。
昼食の算段と洗い物の算段と…そして母屋に響くテレビの音と…私の脳みそが折り合いをつけてくれない。
だめだ、動けない。
脳みそが落ち着かない。
結局、買い物と皿洗いを息子にやってもらい、その間離れで休んでいた。
そして昼食を作るだけ作り、、そそくさと食べたら…
またテレビの音声が気になりだした。
たいした音量ではない。
いつもならスルーできる程度の音量である。
が、どうにもだめである。
私はまた離れにこもり、布団をかぶって夕方まで眠りほうけた。
5時過ぎになってやっと回復。
さんざんな一日だった。
保育所のプリントをよく確認していなかったのが発端だが、
想定外に弱いというのが思い切り露呈した形となった。
んでもって、一旦調子が崩れると、私の場合極端に音声過敏がひどくなるんだよねえ。
ああ、家の中に音の少ない場所があって良かった。
ってなわけで、実録、ある日のパニックでした。


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でも、保育所の
プリントって、
ろくな事書いてないから
見たくないって
きもちがつい…
…
いけませんねえ
はぁ
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