今日は書籍紹介。
だいぶ前に買った本だけど。
![]() | ササッとわかるアスペルガー症候群との接し方 イラスト版 (図解大安心シリーズ) (2008/01) 榊原 洋一 商品詳細を見る |
まじめな人にはこの題名でひいてしまう人も多いかもしれない。
「ササッとわかる」
である。
手に取るとき、私でも
「ササッとわかってたまるかよ」
と、思ったもんなあ。
でも、まあ見てみなければはじまらん…と思って手に取った。
で、どんな本かというと、
基本的には子供のアスペルガー症候群の解説書である。
イラストも多用してあるので、わかりやすい。
行動特性に関する解説が豊富で図解も多く、視覚的にもわかりやすい。
「もしやうちの子発達障害?」と疑念を抱いている親御さんでは、この本は大いに参考になるだろう。
で、実は私の着目したのは第二章の「アスペルガー症候群の子供はどいいう状態なのか」である。
状態像の解析がなかなか的を得ているでなはないか。
特に「顔認知」の部分で、
アスペルガー症候群の子では通常なら人の顔を見たときに働く上側頭回や紡錘回という部分が働いていないことがわかりました。
というくだり。
おお…私が顔認知ができないということは(人の顔が覚えられないその1 その2参照)、私はこの部分が弱いんだな、と大いに納得してしまった。
ま、このように脳科学にもちょっと踏み込んだ形で解説してある本というのはそう多くはない。
その面で、なかなか新しい切り口の本であると思う。
また、第三章の
「暮らしやすい日常をおくるためにできること」
も、なかなかイラストや図が豊富な仕立てでわかりやすく、かつ家庭で簡単に「できること」が並んでおり、好感が持てるとともに、実際役立つと思う。(大人のアスペルガー者にも役立ちそうである)

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というわけで、
恐縮なんですが
お一つ
ボチッ↑
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