たったいま、見ましたよ日テレ「ザ!世界仰天ニュース」のアスペルガー症候群特集
泉流星さんの物語という感じですねえ。
「地球生まれの異星人」に書いてあることを映像化したって感じ。
あ、この本ね。

で、泉さんの空気の読めなさに関して、小学校時代まではくわしいけど、思春期以降のエピソードでもあったらなあと思いましたねえ。
感覚過敏、想像力の障害についてはある程度リアルに表現されていましたねえ。
映像の力というか演出力ですね
さて、番組全体ですが、
「アスペルガー症候群」が脳の障害であることにはちゃんと焦点が当たっていたのは評価できると思いますね。
「脳の障害」ということばがかなりの回数連呼されてましたから。
にもかかわらず「いまだ正確には解明されていない」ですますのはなあ、ちょっと期待はずれ。
それにしても、自治医大の脳外科の先生はどうして出てきたんだろ。
何も専門的なコメントなしでしたね。
今だったら、もうちょっと脳の特定部分の障害があることがわかっているのだから、この辺はもうちょっとつっこんで欲しかったな。
よこはま発達クリニックの内山登起夫医師のコメントはまあ、概論的だったな。
もうちょっと時間を割いて欲しかった。
最後の泉さんのコメント「表情について」
は、まあ、アスペルガー症候群の人間の表情はあてにならないというものでしたが、
それで定型発達者側に努力を求めるのはどうかなと。
だって、誰がアスペルガー症候群ですってネームプレートに書いてある訳じゃないもんね。
ま、内容が薄いのは仕方ないかなあ。
一人の人間に焦点をあてて「物語」として「映像化しやすい」ように番組作りをすればどうしてもそうなりがちなとは思う。
今度こういった番組を作るときは、もうちょっと違った構成の番組作りをして欲しいと思ったな、
そしてなにより、「苦悩」をあまり強調するのはやめて欲しい。
何せ、今、アスペルガー症候群のお子さんを持って子育てにがんばっている親御さんもおおいのだから。
ま、大人のアスペルガー症候群にはじめてゴールデンタイムの光が当たったと言う意味では、この番組の価値はあったろうと思う。
<おまけ>
それにしてもすごいな、テレビの力は…このブログのアクセスが急に普段の10倍になってるぞ…
★翌日2009/07/23未明追記
そういえば、「こだわり」とか「正義感」の話は出ていなかったな。
泉さんに限ってそういうのがまるでないってことはないと思うんだけど…
結構暮らしていく上では重要なポイントだよねえ。

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