なぜそんなに嘆きが多いのか?
「がんばるぞ…」もわたしにはちょっと嘆きに感じられちゃうます。
実は私には理解不能の世界です。
それは家中アスペルガーだから…。
息子がアスペルガーとわかってまずはじめに思ったのは「ラッキー!」次に思ったのは「なだれで私も診断受けられちゃうかも!それってもっとラッキー」
今の亭主もAQ40の強者だし(必要ないので診断は受けてないけど)、娘はといえば生後3ヶ月から「ひもフェチ」やってる怪しげな子だし、半同居中の主人のお姉さんは人の顔を見ずに延々話し続ける人だし…実家の母と言えば「親子って一番近い親戚だから適当になかよくしないとねえ」などと真顔で言う人だし…と、でもね、家中そうだと、たいした問題起こらないんだよねえ。
無用な「かんぐり」なんてのは全くあり得ない世界だし、「ことば」は裏の意味なんかないので字面通りうけとって何ら問題なし。
どの程度相手の目を見て話そうか…なんて悩みも持たなくてすむ。
ちょいっとばかり疲れてたりで脳みそのご機嫌がななめなときに音声過敏になったり、視覚過敏が出てきたりというのをどうコントロールするかとかとか、ペースが乱されちゃったときや、なにか新しいことをはじめるににちょっとパニくりやすい自分の脳みそをどうなだめるかといった問題だけが問題になるわけです。
あとは聞き間違え・言い間違えの大爆笑があるだけ
アスペルガーであるとわかってよかったのは、私にしろ息子にしろ娘(こいつはまだ1才半なので疑診の段階…限りなく怪しいけど)にしろ、「人にこうだよ」と説明できること。
特に知覚過敏について、説明できることはものすごく大きいです。一番理解されにくいものだから。
小学校の運動会でよくあるでしょう。前の人の肩につかまって輪をつくったり行進したり…あれ、手をふりはらいたくなるほど嫌なんです。くすぐったくて死にそうになる。
それを説明できるのってやっぱりラッキー。
対人関係においては自己評価が低くなる、抑鬱傾向が出やすい等の二次障害の有無の方が影響が大きいのではないかと思うので、これで「アスペルガー」そのものを語らないで欲しいなあと思いもします。
だから非アスペルガー対アスペルガーの人間関係の問題と、感覚過敏やパニック等の問題って分けて考えて欲しい
今日はそんなこと、考えました。

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