いつもの佐川急便のおっちゃんが、いつものように朗々とした声で
「はいこんにちわ、さがわきゅうびんで~す」と言って荷物が届く。
さて、届いたCDの封をデジタヌが帰る前に(こっそり?)開け…
このときには、その後にわたるキリギリスライフがスタートするとは夢にも思っていなかった。
さて…と、気軽に聴いてみて…驚いた。
す…すごい!
トランペットがこんなにすごい楽器だとは思ってなかったというのが正直なところ。
まるで譜面が見えるかのような音なのに決して荒くなくなめらか、そしてまるでバイオリンのように微妙な音色すら感じさせる綺麗な音の輝き。
解説読んでわかったのはウィントン・マルサリスが21才のときの録音らしいと言うこと。これもまた信じられない。
(でも、この響き、どこかで聴いたような気が…)
ウィントン・マルサリスのCDを聴いて、とにかく、他のプレイヤーの同じ曲を聴きたくなった。
こういうときは動画サイトである。
著作権云々の話はちょっと置いておいて、私は某動画サイトをあさった。
そうすると、出てくるわ…。
一流と呼ばれるプレイヤーからアマチュアのものまで。
とにかく、有名奏者の演奏を聴きまくった私は、ウィントン・マルサリスの演奏がますます好きになった。
で、ついでに動画サイトで、ふと、藤山一郎の動画を無性にみたくなった。これもまたわんさと出てくる。
しばらく堪能して、感じたのは…
「うっ…え…に…似ているぅ!?」
なぜだ?
かたや金管楽器、方や人間の肉声である!?
こういう疑問にぶち当たったとき、なぜなのかひたすら追求してしまうのがアスペルガー的美学である?…とはいわないが…訳のわからぬ私は、混乱した頭を抱え、とにかくウィントン・マルサリスと藤山一郎をとっかえひっかえ聴くと言う手に出た。
久々に、藤山一郎の全集CDを棚から引っ張り出し、メディアプレイヤーのライブラリに片端からぶち込んで、マルサリスの演奏するトランペットの楽曲と交互にかけてみた。
二日ほどそれこそ寝る間を惜しんで聞き続けたろうか?
(寝不足で風邪こじらせた…のはバカであるが…)
結論は…。
やっぱり似ている!
輝きのあるというか…なんというか
藤山一郎の声は特殊である。
他にいない華のある声である。
その秘密がわかったような気がした。
一定の音階の範囲で、藤山一郎の肉声がウィントン・マルサリスのよく澄んだトランペットの音色、響きに近いのだ。
…とまあ、一定の結論に達した私は、さらにトランペットが聴きたくなった。
他の奏者の演奏がどんなものか、もっと聞き比べをしたくなったのだ。
が、とりあえず、CDもウィントン・マルサリスの2枚しかないので、仕方なく、某動画サイトとアマゾンの試聴コーナーをあさり続ける狸穴猫であった。
<その3へ続く>

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