さて、ものは試しにと、ホルンを吹いてみることになったミチャポンであるが…
月初めの木曜・金曜とタヌキに連休があったので、木曜の朝にタヌキ秘蔵のホルンを久々に引っ張り出すことに。
実際に音を出すのは実に12年ぶりだというなんだかちょっと嬉しそうなタヌキである。
「みーちゃんのためにホルン引っ張り出すとは思わなかったなあ」
と、いたって機嫌がよい。
水曜の晩、ミチャポンに、
「パパがね、前に見せてもらったでしょ、あの大きいラッパ、ホルンっていうんだけど、あれ吹いてみて音が出せたらトランペット買ってもいいって。明日、おやつの時間が終わったら迎えに行くからやってみる?」
というと、ミチャポンも当然ニコニコ顔でウンウンうなずく。
さて、木曜日朝、ミチャポンを保育所に送り出して…
離れの押し入れから秘蔵のホルン(…のなかで一番やすそうなやつ)を引っ張り出したタヌキは
「なんか曲吹いてやらないとな…♪」
と、嬉々として練習を始めるのであった。
なにせ12年ぶり…初めは音を出すのもつらそうだったが少しずつ聞ける音になってくる。
意外に聴ける音じゃん。(なんていったら怒られそうだが…)
ところで我が家は、家の中で管楽器ならしても苦情が来る心配がない。(もちろん家の中心部にある茶の間を閉め切る必要くらいはあるが)
築ウン百年のすきま風吹きすさぶだだっ広い家もこのときばかりはありがたいものだ。
私は念のため家の周りを一周して騒音公害にならないことを確認した。
そして次に「犬のおまわりさん」「いとまきの歌」のピアノ用譜面をホルン用に移調して五線紙に書く作業。
フリーの五線紙がWebで簡単に手にはいるのだから便利な時代だ。
(確認用にと久々にキーボードの鍵盤にさわったら指がつった…(爆))
半日かかってだいぶリハビリが進んだ様子のタヌキは、さっそく、「犬のおまわりさん」「いとまきの歌」を吹いてみる。
初見でさっくり吹いて「どんなもんだい」と自慢顔のタヌキである。
確かにタヌキの持っている使用感のある譜面は相当難しげなのがゴロゴロしているもんなあ、このくらい軽いのかもしれん。
夕方、いつもよりだいぶ早い時間に迎えに行き「パパが大きいラッパ(ホルン)用意して待ってるよ」というと、ミチャポンは一目散に家に向かう。
(いつもはちょっと早く迎えに行くと「もっと遊びたかったのに~」と必ず苦情が出る)
さて、タヌキがミチャポンに唇の使い方をちょっとだけ教え、ホルンを支えて(さすがに持てない)ミチャポンに吹かせてみると…
意外や意外!
2回目くらいで「ボッ~」という音が出てしまった。
何回かやると「ボ~~~ッ」と、ちょっと長めの音が出るように。
「すごいすごい、音出たなあ、じゃあ、トランペットやってみるか♪」
タヌキがおだてること!おだてること!
全く親ばかちゃんりんである。
で…なんとも安直な結論でトランペットをやらせてみることに相成った。
となると次は楽器選びである。
まあ、この年の子供に普通のトランペットは体格的に無理ということで、ポケットトランペットにするかコルネットかということで少々悩み、結局コルネットにすることに。
楽器はヤマハのスクールモデルのコルネットにすることに。
YAMAHA YCR4330G これだ↓

コルネット ヤマハYAMAHA YCR-4330G
他にとりあえず、アーバンの金管教本の1巻と2巻と譜面台



ARIA(アリア)とても軽い!アルミ製譜面台「AMS-100」【ggfumen】
マウスピースは当座は付属のものかタヌキの(40年前のものが現存していた!)を使い、合わないようならあとから考えよう。
ちょっと急な出費なので懐に痛い…が、まあアップライトのピアノ買うよりはかなり安あがりだからよしとするか。
教えられるうちはタヌキが教え、万一、中学生くらいまで飽きずに続いたら最寄りの中学校には吹奏楽部もあるし、近場の青少年オーケストラか、ヤマハの音楽教室に放り込んでもいいさ…
とまあ、そんなわけで、先日楽天市場で注文したコルネットが明後日に到着するのを、うずうずしながら待っているタヌキとミチャポンを横目に、相変わらず藤山一郎とウィントン・マルサリスを取っ替えひっかえ聴いている狸穴猫なのでした。

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