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前回の話はこちら
最近のミチャポンはなかなか機嫌が良い。
ラッパの練習を口実に?保育所から早めに引き上げてくる毎日のせいかもしれぬ。
ラッパが楽しいのか、はたまた、保育所では早くお迎えが来るのが一種のステータスなんだろうか?とも思える反応である。
で、件のラッパのほうはというと、昨日とうとう1オクターブ(下のソから真ん中のソまで)をクリアしたミチャポンである。
ここまで来るにはタヌキのアスペルガー的工夫があった。(よくもまあ、あそこまで凝るぜ…ほんと)
まずは吹奏姿勢を良くするためにラッパのバランサーを作り、さらに、夜でもラッパで遊べるようにと、プラスチック製ラッパもどきを製作するという力の入れようである。
詳しくはタヌキブログに写真付きで載っけてある。
まあ、そんなタヌキとこの私の娘であるからして、当然ミチャポンのWISCの結果にはMの字かWの字のグラフが登場することは予想に難くない。
さて、実際どうだったかというと…
N小児科に結果を聞きに行った私の前に一枚の用紙が差し出された。
で…、実は…、その~
見た瞬間、私は笑い出してしまった。
何が笑えたか…というと、予想を遙かに上回る個人内差があることである。
ある程度のでこぼこ(個人内差)は予想していたが、それを遙かに上回るでこぼこである。
WISCの素点は各項目0~20であるが、
なんと!
1点
という項目と
19点
という項目が混在するのだ。
ほとんど
「あり得るのか!?」
の差である。
(数値の詳細解説からは、確かに現実にその差はありそうだったが…)
まあ、その差を筆頭に、あちこちでこぼこの嵐。
私自身のWAIS-Rの結果も相当でこぼこがひどいが、それを遙かに凌駕するミチャポンのWISCの結果には笑うしかないといったところなのである。
ちなみに、言語性と動作性の差はほとんどなかった。このあたり、タヌキゆずりなのだろう(タヌキも言語性と動作性の差は少なかった)。
ま、とにもかくにも癖のある娘であることは判明。
個人内差が大きいため、学齢期に入って周囲との間に誤解を生みやすいのが問題かもということであった。
自己評価も高く、心理状態はまずまず良好ということで一安心。
さて、療育をどういう方向性で行くかは、病院側から、
「ちょっとプログラムを考えるまで時間をください」
と、言われることに…。
確かに…普段の生活困っていることはあまりない。
多少気になることは、過集中時の返事のなさや、予定外パニックなどの他は、挨拶がちょい不自然、子供同士の会話がちょいと苦手等、「ちょっとだけ気になる」…といった感じのことばかり。
つまりは既存のアスペルガー児用プログラムが適用できそうにないようだ。
やはり一筋縄ではいかないミチャポンなのであった。
ミチャポン療育への道は険しい?

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