ミチャポンのその後(5)さあ、療育だ。

このところ、ラッパ片手にキリギリスライフ三昧のミチャポンであるが、
それとは別に、やっと療育の方向性が決まった。


まあ、現実、困っていることが少ないミチャポン。

ただ、問題なのは家の中がアスペルガーだらけなので、外部の環境からのアドバイスが欲しいということだ。


どうも

「どうずれているのか」

が、アスペルガー家族にはピンとこない。


言葉遣いが妙な気もするが、「ま、いっか」ですますのがアスペルガー家族である。

保育所では特に適応に問題を起こしていない…というより、あまり手がかからないのでほったらかしにされている感が…。

だからこそ、個別にしっかり見てくれる第三者が欲しいのだ。


特に小学校にはいると「集団行動」の要求は保育所より強くなる。

そのあたりが気になるのである。


とはいえ、家の中は場所ごとにやることが決まっているといった、至ってTEACCH的な環境。

その手の療育はあまり効果がないだろう。



などというわけで、ひと月待った果てにN小児科から出てきたプログラムはいたってノーマルなもの。


…というより、就学に先立って、お勉強しながら「ずれ」を発見、良い方に習慣づけできればということで、

基本、就学準備プログラムである。


つまり、表面的にはまるで塾…。


一年間の予定で、月に1回通い、書字、ドリル等、就学準備のようなことをする。



こちらとしては第三者に、就学上の問題点などについて、心理的な面からアドバイスが欲しいのであるからして、これで十分。


というわけで、4月から一年の予定で療育に通うことになったミチャポンである。


ま、就学準備のペースメーカーになっていいかな?
って感じ。




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コメント

困っている事は少ないけれど
第三者から意見をもらいたい、というのはなるほどなーと思いました。

我が家の下の子(春から年少児)、1歳からアヤしさを感じてはいて、今度病院に発達相談予約入れようかな?と思ってはみるものの、旦那に「家で、それっぽいと意識して育てていてあまり問題も無いんだし、いらないんじゃない?」と言われて迷っているんです。
単に自分が客観的に知りたいだけですし。
だから、「困ってないけど受診」ってのもアリなのだな、と思いました。

当事者の集まりで、そっち方面の大学教授や心理士さんと話す機会があるのですが、子供の話し方とか様子を伝えると、「それはアヤしいなぁ」と言われます。
私もたぶん何かあると思っています。

私は人付き合い苦手だったけど、子供はとても社交的で保育園では問題無しなのが不思議。
まぁ、「AS=人が苦手」ではなく、「AS=ものの考え方が違う」だけですから、外面が良い場合もあるのでしょう。
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Re: 困っている事は少ないけれど
うちのミチャポンも保育所では適当に適応しちゃってます。
診断うけるかって迷いますよね…。
うちも私の主治医からの指摘がなければ診断にたどり着いていないと思います。

まあ、問題が出るとしても就学後ですからね。
それまでに診断つけといた方が、いいかな~と。



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