
実は4月9日火曜日にタヌキの休みを利用して家族4人総出で奈良県の吉野山へ花見に行ってきた。
え、もう10日もたってるって?
さよう、記事を書くのが遅すぎる!遅れた理由は…
忙しかったのだ!
原因はちょっと前の記事でも書いた、音楽便利帳というサイトの制作にある。
私としてはコンパクトにまとめたかったのだが、最近すっかりキリギリス化したタヌキがどんどん構想をふくらませていく。
「あれつけたら便利だ、これもやったら便利だ…」
という具合である。
完成まで一年はたっぷりかかりそうな巨大サイトの構造だけがそこにある。
ま、確かにタヌキの構想に類似のサイトはない。
というわけで、あまりむげにもできず、サイトのあっちをいじり、こっちをいじり…、ついでに実益も目指してアフィリエイトリンクも放り込み…なんてことをやり、記事を急ピッチで増産していたらすっかり寝不足が常習化。
花見の記事をゆっくり書く気分ではなくなっていた。
久々に今日はゆっくり寝たので、記事を書く気分になった。
で…
なぜ花見がアスペルガーと接着するのか?
それはわが家が総員アスペルガー家族だからである。
さて、お花見レポートと行ってみよう。
(ああ、前置きがながかった)
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朝、私にしては珍しく早く起き、いなり寿司弁当を製造。
最寄り駅から電車に乗り込む。
吉野山のある近鉄吉野線は途中で急行に乗り換えるだけでいけるので楽ちんだ。
そこそこ混んでいる電車で座るところを各人みつけて、3つに分かれてばらばらに座る。
私がうたた寝をしている間に吉野駅に到着。
駅を出て先ず感動!
おお~、観光地だ!
(土産物屋が並んでいる!!!)
そういえば、ここ十数年、観光地らしい観光地に行ったことはなかった。
(まだヒイロが小さい頃、東京の高尾山に行ったのが最後だ)
と、感慨にひたるまもなく、中千本行きのバスに乗り込む。
吉野山にはケーブルカーというなの謎のロープウェイもあるが、混雑がひどくて長蛇の列なのでバスにした。
吉野山は下千本、中千本、上千本、奥千本の順に標高が上がり、山の斜面を登るように桜が咲き上がっていく。
ちょうど中千本が見頃なので、都合が良い。
バスで中千本まで20分ほどだっただろうか、車窓からの桜もまた見事だった。
さて、中千本のバス降り場に到着。
もう昼である。
とりあえず、谷間の見晴らしの良いところに陣取って弁当だ!
…と、谷間の見える稜線に向けていい加減登ったところでミチャポンが
「トイレ~!」
仕方ないので私とミチャポンだけバス乗り場にあるトイレに戻ると長蛇の列。都合の悪いことに携帯は「圏外」だ。
やっとすませて戻ろうとするとヒイロが待っている。
「もう、タヌキ、先に弁当広げて食ってるよ」
やっぱりね、タヌキが待っているはずはない。
(ここが定型さんならきっと待っているところなんだろう)
ヒイロに案内されてシートを広げたところに行くと、持参のビールをあけ、一人で弁当を食っているタヌキがいた。
さて、弁当を食べ終わり、下千本方向に歩いていく。
谷間に見える桜がまことに見事だ。
わざわざ花見に出かけた甲斐があったというところだ。
が…、4人でかたまって歩いているということができない。
誰かが先に行く
誰かがのんびり遅れていく…。
100メートルくらい離れるのはざら!
一応、私はミチャポンと手をつないでいるから一緒だが…。
たった4人でそれはないだろう?
というところがアスペルガー家族のアスペルガー家族たる所以である。
特にタヌキがいつの間にか遠くに行っている。
写真を撮ったり、ビデオを撮ったり…忙しい。
だいぶ下ったところで土産物店の立ち並ぶ道に。
平日だというのに人混みがすごい。
さすが花見シーズン真っ盛りというところだ。
で、携帯は圏内だから安心だが、タヌキがさらに頻繁に消える。
先に行っているのかと思えば、いつの間にか後ろにいる。
とことん見失ったと思うと携帯が鳴る。
タヌキが視界から消えてもほっておいて土産物店の店先を眺めているこっちもこっちだが…。
土産物店の通りを通り過ぎ、また下りの山あいの道へ…。
若干つかれてきたのもあるので、さらに前後に列が伸びる。
タヌキが先行…、次いでミチャポンと手をつないだヒイロ、…だいぶ遅れて私がいくという構図で、めいめいに桜を観賞しながら下っていく。
前後が長い…
いいのかね?
ま、いっか?
そんなこんなで4時過ぎにに吉野駅に到着。
電車に乗って帰宅の途につき、お花見は無事終了。
帰ってきて思ったのは、たった4人ですら集団行動できないのが露骨にでたお花見であったと言うことだ。
ただ、もちろん、桜は存分に観賞した。
さすがは日本の桜の一大名所だけのことはある。
良い花見であった。

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