暑さのせいで最近麺類が多くなる…米の消費量が減る。
が、ばててはいけないので昨日はうなぎチラシを作った。
なかなかうまかった。
さて…。
相も変わらず書籍紹介。
テンプル・グランディン女史の有名な本なので前回のシリーズ記事を書く前に一応読んでおこう思って購入した。
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てっきり才能開発の本だとばかり思って買ったのだが中身はまったく違った。
読んでいて「アレ、アレレ…」の連続。
それもそのはず。原題はまったく違う。
「Thinking in Pictures」
である。
直訳すれば「絵で考える」といったところか。
これがなぜ「自閉症の才能開発」というタイトルに化けたのかは非常に不思議でならないのだが、まあ、それはおいておこう。
ともあれ、この本は、自閉圏者の持つ、一風変わった?情報入力の方法や、思考法について、極めて詳しく述べられた本である。
そしてその上でテンプル女史自身がキャリアを獲得していく過程で学んでこなければならなかったことなどがリアルに記述されている。
読みようによっては、彼女自身が才能をどう生かしてキャリアにつなげてきたか…というのを「思考法」「感じ方」をベースに述べているともとれるので、原題とは相当離れた邦題がついたのであろうが、そこに期待して読むと肩すかしを食らうだろう。
章のつながりなど、自閉圏者にはそれほど違和感なく読めるだろうが、定型発達者が読むには、あまり読みやすい本ではないだろうなとも感じる。
それだけ自閉圏者の特徴が多くでている本である。
自閉圏者が自分の思考法・感受性について再考するために役立つ本であるとともに、定型発達者が自閉症者の「思考法」「世界観」を知る(なかば疑似体験させられるような気も)為に役立つ本であると言えるだろう。

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