そのうちの接触過敏に関してだが、私も息子も…そして娘も肩に触られるのが「異様に嫌い」らしい。
「らしい」と書いたのは、定型発達の人がそうでないようであるらしいということから、我々アスペルガー一家で「そうである”らしい”」としか言いようがないからである。
これ、実は小学校の運動会で非常に困る代物なのだ。
なぜなら、「ジェンカ」というフォークダンスの一種や、それに類する「前の人の肩に手をおいて円形になる」というような苦行がよく運動会では使われるからである。
「なるたけ軽くさわって」「さわるふりだけしといて」と後ろの人に頼んだりできればまだいいが、そうでないと妙に体をくねらせたり肩をすぼめたり、それ自体定型発達の多いなかでは妙に目立つ行動をしてしまうことになる。
私も息子もアスペルガー症候群の診断がついたのが既に小学校から離れて以降だったので残念ながら「かなり目立」っただろうなあと思うし、からかいの対象にもなってしまった後の祭りである。
娘の場合、1才にして、既に肩に触るとすぐ首をすくめて逃げる体制であるが、小学校の運動会の魔の手がおよぶ前にアスペルガー症候群の診断がつきそうなので(もうあやしいって息子と私のの主治医にいわれてるもんね)、ジェンカで困らないようにしてやれるのではと思っている。
アスペルガーで「魔のジェンカ」の人って結構多いのではないかなあ???

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