センター試験の願書受け付け
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101001/t10014320171000.html
という記事なのだが、末尾1/4、来年からはじまる発達障害者に対する配慮の話が出ていた。
例によってニュース記事というのはいつ消えるかわからないので引用しておく。
また来年度の試験からは、コミュニケーションが苦手な発達障害の受験生に対して、試験時間の延長や別室での受験などを認める特例措置を取るということです。センター試験の願書の受け付けは今月14日までとなっています。
<上記ニュース記事より引用>
上記のニュースの引用部には、2点「なんだろーな~」と思う点がある。
1点目
発達障害=コミュニケーション障害のような印象の文だ。
確かに発達障害者ではコミュニケーションに何のある場合が多い。
が、それは、発達障害の一部のケースであって、全部ではない。
(主にアスペルガー症候群等、自閉症スペクトラムの場合だ。)
2点目
別室受験や、時間の延長などの、配慮の理由にコミュニケーション障害を持ってくるのはなんか変だ。
配慮が行われる理由は、自閉症スペクトラムにおける処理速度の遅さ、感覚の過敏、緊張しやすさや、
LDの書字障害・読字障害における処理速度の問題だと思うのだが、この辺と記事が結びついていない。
天下のNHKにの記事に難癖つけるのは何だが、ホームページとはいえ、
NHKの報道なだけに、発達障害について、間違った印象を世間にあたえる可能性は否定できない!
確かにコミュニケーション障害は発達障害、こと自閉症スペクトラムにおける困難の大きな部分である。
が、今回のNHKの報道は、コミュニケーション障害の部分だけが世間に「発達障害」として流布してしまうのはちょっと困りものだということの典型的な例であるような気がする。
ちなみに、もちろんNHKオンラインから、しっかり苦情メールをを送信しておいた。

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