気の早い私は最近入手した3大テノールのクリスマスソング集
ま、それはともかく本題にいこう。
![]() | 人づきあいの技術―ソーシャルスキルの心理学 (セレクション社会心理学) 相川 充 サイエンス社 2009-10 売り上げランキング : 106580 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
実は真夏に購入。その後何度も読み返していて書評が遅くなった。
ちらちら読み返しては、どう書こう…と呻吟しているうちに遅くなったのだが、紹介しないのはもっともったいないので書いてしまう事にする。
味も素っ気もない表紙…である。
だが、この本、簡単に言ってしまえば、
何度も読み返す価値があるくらい含蓄が深いということだ。
この夏の一番のヒット!といっても良いくらいおすすめ本なのである。
最新の研究結果や資料と共に、人付き合いに関する「技術」が豊富な例とともに解説してある。
この書籍の主張の徹底しているところは
「人付き合いとはスキルである」
という部分だろう。
一章の初めのほうに、
「運動も人間関係も練習次第」
と、はっきり豪語されている部分が気分がいい。
普通にソーシャルスキルの基礎を習得したいのであれば前半半分(1~4章)を読めば相当のスキルが理解できる。
それと、この本は理屈たっ~ぷりなので、「理屈がわからないとダメ」という人には最適の本だ。つまり理屈好きのアスペルガー症候群の人にはとっても嬉しい本なのだ。
ちょっと注目したいのは、8章「ソーシャルスキルの不足がもたらすもの」という部分である。
この章は、これまで人とのつきあいがうまくいかなくて、落ち込んだり、悩んできた人の悩みの構造の謎解きをしてくれると思う。
一応社会心理学の本であるから、ささっと手軽に読める本というわけにはいかないが、それだけ各種の情報が詰まっているということで、帯にあるように、(そんな帯がついていた)まさに人付き合いのバイブル的書物といえるだろう。
ロングセラーなのも頷ける。

にほんブログ村
発達障害ランキング
↑ブログランキング参加してます。↑
応援の1日1クリックを
この本は
超お薦めよ~
…
とりあえず
お一つ
ぼちっと↑