すきま風の影響が大きく断熱性能の悪い我が家では
灯油代がバカにならない。
ああ…頭が痛い
…が、頭の痛いのがこれだけではないのが主婦である。
一応主婦している私には夕食後に重要なオシゴトがある。
たまには息子も手伝ってくれるが、基本的に私の担当だ。
そう、皿洗いである。
とにかくコヤツを何とかやっつけて、釜を洗い米を研いで炊飯器にセットしなければ一日が終わらないという代物だ。
特に冬場は寒い台所に立って皿洗いをし、さらに米を…と思うと気が遠くなる。
やり始める段階で、
「いつになったら米研ぎまでたどり着くんだろう?」
と思いはじめると憂鬱は最高潮だ。
皿洗いの労力は皿の量と汚れに依存する。
↓
で、毎日同じではない。
↓
予測が立ちにくい
↓
憂鬱になる
なんだか先が見えない気がしてしまうのだ。
寒さもそこそこの季節なら
「いざ、30分一本勝負~!」と威勢良く台所に出撃できるのだが、寒いとどうしても気は重くなる。
思考回路は
「いつになったら終わるのか…」
に入り込む。
そして、皿洗いに突撃するのが5分、また5分と遅くなり…、
ということが起こってくる。
こと、今年は寒さがひとしおだ。
台所に行ってはすぐ茶の間に撤退し、またしばらくして台所に向かう
…などということを何度も繰り返していた。
で、ある日、たまたまダブルシンクの片側がきれいさっぱり空いていたので、何となく
「米を研いで炊飯器にセット」を先にやった。
すると、あら不思議!
それまで途方もなく思えてきた皿洗いに見通しが出てきた。
「米はセットしたから後は皿洗いすればおしまい」
「気力が果てたら最悪途中で放棄して翌朝回しにしても大丈夫だ」
なんとも気楽になったではないか。
盲点だった!
皿洗い→米研ぎ
を
米研ぎ→皿洗い
に変更しただけで、見通しが何倍も良くなって気分的に楽になる。
作業の順番というものはあなどれない。
先の見通しをつけるキーになるもの…この場合は「米研ぎ作業」…を先にやっつけると、
単独では見通しの立ちづらいものも見通しが良くなってくる。
以来、夕食後の後処理の順番を「米研ぎ→皿洗い」に変更したのは言うまでもない。
見通しが、たたないと不安になりやすいのはアスペルガー症候群ゆえなんだろう…とは思う。
まあ、ごくちょっとした生活の工夫ではあるのだが、
見通しが悪いとイライラしたり憂鬱になりやすい私にとって、
今回この工夫の発見が大いなる福音となったわけだ。
味をしめた私は、生活のあちこちで順番を入れ替えて、どのタイミングでどういう効果があるか?はたまたないか?いろいろと検証中だ。
しかし…台所が寒いのだけは何ともならない。
とにもかくにも春が待ち遠しい今日この頃である。

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