定型発達者的「気を使いたくない」とは?

「家の中でくらい気を使いたくないよね」


この台詞はアスペルガー者からも定型発達者からも出る。


アスペルガー的に、字面通りとれば、どちらも同じである。
が、これが同じ事をいっているのかというと、ちょっと違う。


アスペルガー者の言う「気を使いたくない」はホントに気を使っていない。
あるがまま、思うがままに発言することだったりする。
下手をすると「最小限のコミュニケーションで済むこと」の場合も往々にしてある。


ところがドッコイ!


定型発達者のいう「気を使いたくない」は実はちょっと違うようだ。
まあ、いろいろ観察とインタビューによる調査をまとめるとこうなる。


「適度に気を使ってもらいながら」
「適度に気づかいをしつつ」
「それが苦にならない程度の状態」



にしたい…ということであるようだ。


要は


「自然に気づかいのやりとりができる状態」


ということである。




風邪を引いたときを想定して考えると…。


夕食の算段や片付けを快くやってくれれば
 (頼むという件で余計な気づかいをする必要がないならば)

ちょっと相手に遠慮してみたりすること苦ではない。
 (むしろ、そうしたい…する方が心理的に安定して元気が出る)



ということのようである。



本当に至れりつくせりで何も気づかいしないで済む状態になると、


「気詰まりがする」


という場合もしばしばあるらしい。


アスペルガーの星から来た我々にとっては、
この星の人々の言動は…不思議である。


さてはて、異論がでるや否や???
ということで本日ここまで。




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コメント

わっはっは~
今回の記事、先の読めなさがたまらなくおもしろいです~!

微妙なさじ加減。
これはASDにはどれだけスキルをつんでもチョー難しいこと。家庭内で家族の中でそれをするのはほんとに大変ですね。
こういう話を考えると自分の家がASD一家でよかったと思えてきます。

それって、味見をしながら料理を作ると言うような感覚ですよね。。。

どれだけマネが上手くてもその味そのものを知らなければ、味見して調味料の加減などで気やしないって所ですね。

続き楽しみにしています~~
(って、続くのかな?)
いたれりつくせり
「色々やってもらうの、大好き」と言ったら、
夫(定型)が「君はそうだよね…」
と脱力していましたが、そういうことだったのですね。
こちらから色々することも好きなのですが、そういうことではないのが面倒、いえ、難しいです。
気を使わない気遣い
多数派の「気遣い」という行為の根本には、
「自分が大事に思う人が笑顔だと、自分もうれしい」
「自分が大事に思う人がつらそうにしていると、自分もつらい」
「自分の行為で、自分の大事に思う人が笑顔になると、よりうれしい」
という感情があるように思います。

例えば、
「赤ちゃんが高熱を出すと、少しでも赤ちゃんが楽になるよう、母親が徹夜で看病する」
「恋をした若者が、愛する彼女のためなら、たとえ火の中、水の中、と思う」
といったことと、
「愛する妻が具合が悪いときに、家事を手伝って妻を楽にしてあげたい、
妻に笑顔でありがとう、と言ってもらえると幸せ」
と思うことは同種の感情で、

多数派にとっては
特別に気を使わなくても、「気遣い」といわれる行為が
自然に出てくる情況のような気がします。


一方、
会社で嫌いな上司の具合が悪いときは、
「上司を楽にしてあげたい」という感情は湧かないのに、
社交上、その上司が喜びそうな「気遣い」を無理して示す必要があり、
こういう、
感情に反して「あなたは大事な人ですよ」という演技をすることが
外で「気を使う」ということなのかなあ、と思います。


あまりにいたれりつくせり、ということは、
自分が期待する気遣いの度合いと、相手の気遣いの度合いが
かけ離れてる、ということで、
なにか裏があるのでは、と気をまわすことになり、
居心地が悪いのではないでしょうか。


理屈はどうでも、
具合が悪い家族に気遣いを示すことが、
「愛情の自然な発露」と信じる人と、
「わざわざ気を使って行う、不自然なこと」と思う人とが
家族を構成していると不幸です。


今の私は、周囲の人が具合悪そうなとき、
「大丈夫?」などと声をかけることに疲れは全く感じませんが、
私が中学生の頃、母がアキレス腱を切ったとき
「母が大変だから家事を手伝おう」という発想が皆無でした。
そんなことを思い出すと、私のこのコメントも説得力が無い気もします。
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