藤枝紀行(講演に行ってきた


2012年3月11日 静岡県藤枝市に行ってきた。

藤枝市社会福祉協議会主催の「大人のための福祉講座」という全3回の講演会のうち、1回の講師を務めさせていただいた。

静岡には1度目の学生時代に住んでいたのでとっても懐かしい。


で、お題は「発達障害とともに、共生への道を探る」

実例を中心にアスペルガー症候群についてと、定型発達者分析をはじめとして、共生への模索について、1時間半ほどしゃべってきた。

内容は…このブログの内容の抜粋(つぎはぎ)なので省略として、藤枝紀行を書いてみよう。


=================

前夜、例によって仮眠をとってから、いつもの通り1時半起床。タヌキの弁当と朝食を作りタヌキを送り出したのが3時15分。。

それから、原稿の仕上げと身支度を調え、朝まだ暗い4:50、最寄りの駅へと自転車で向かう。

駐輪場に自転車を置き、いざ出発。

今回の問題はミスが許されないということだ。

何のミスか…乗り継ぎである。

10時からの講演に間に合わせるために9時半までに会場入りをしなければならない。

となると乗り過ごしは絶対に許されない。
かなり緊張する。

天王寺で地下鉄御堂筋線への乗り換えは大成功。
一本早い電車に乗れた。

新大阪につく頃には夜も明けてきた。

さて、新幹線。地下鉄の早めの一本が効いたので、2本早い新幹線(のぞみ)に乗れた。


さあ、次は名古屋で寝過ごさずに乗り換えをせねば
ここで乗り過ごすと新横浜までスキップだから取り返しがつかない。



寝ないために、人通りの多い出入り口そばの座席に座り、原稿のチェックに入る。

幸い緊張感があったためか寝ないで済んだ。

名古屋到着から20分弱の乗り継ぎ…、売店で名古屋名物「地雷也の天むす」をゲット。
車中で朝食を食べることに。


なんでこんなに美味しいのかなあ…地雷也の天むす!

朝日がまぶしいが、まぶしさが眠気覚ましになってくれた…

食べ終わるともう豊川を過ぎるあたり

…食後にふと思い出す、薬!!

痛み止めから何から何まで、薬を持ってくるのを忘れたではないか…。
幸いまだ関節の痛みは来ていない…。

これはかなり焦る。

藤枝に着いたらまず薬屋に飛び込んで痛み止めのロキソニンだけでもゲットすべきか…いや、9時では薬屋が開いていないだろう…うーん…困った。

緊張で持たせるしかない!
(帰りは何とかなるだろう。)

そうこう呻吟しているうちに車窓には浜名湖が!



うおー!8年ぶりの浜名湖だあ!!!



周辺の養鰻池も少なくはなったものの健在のようである。

そこからはあっという間に浜松到着。
東海道線に乗り換えて最終目的地の藤枝へはあと50分。

座れないと思っていたのだが、幸いにも座れてしまった…
座ると怖いのは眠くなる事である。

が、浜松を出発すると、懐かしい風景が次々と登場するので、
眠くなる間がない。

天竜川、磐田、袋井、掛川…

学生時代に何度往復したかわからない静岡・浜松間である。
懐かしいことこの上ない。風景の移り変わりを見ているだけで飽きない。

茶畑の緑の縞模様は相変わらず美しい。

掛川を過ぎるあたりから、牧ノ原名物の霧も発生!
その霧も大井川に出るとぱっとなくなり、明るい青空…。

そして8時50分に藤枝駅到着。

良かった~、寝過ごさずに済んだ!!
ここまで来ればもう大丈夫!

ほっとして駅前に出ると、商店街はまだシャッターが閉まったまま。
薬の入手はあきらめてタクシーで会場へ。

それにしても暖かい!大阪は寒かったのに…
やはり静岡は温暖な土地なのであった。

暖かい風が懐かしい。



=================


しかしまあ、今回の講演…、いわゆる「動員」がない講演会だったためか、聴衆の皆さん、とても熱心に聞いておられたのに感動!


ところで、質疑応答の部分で、とっても印象に残った質問が…。

精神病者の当事者団体の方から、

「いったいどこまで譲ればいいのかと思うときがある。どうしたらいいのか?」

という質問があった。

お話から察するに、地方では当事者団体の住み分けができておらず、精神病者(統合失調症の方が主体)の団体にアスペルガーの人間が入ることが少なからずあり、結構人間関係に困っているという事のようだ。

統合失調症者の大半は定型発達者…それもまじめでナイーブな方が多い。
そこに二次障害を抱えたアスペルガー症候群者が入る…ということは、一般の社会以上に難しい面をはらむのかもしれないと思ってしまった。

私には「分科会形式を使ってみるのも一手では?」以上の明確な回答ができなかった。

本当に…これは難しい問題だと思う。


================

さて、

終了後もたくさんのご質問等があり、最終的に帰途についたのが12時40分。

駅前のドトールでコーヒーを飲み、東海道線の電車に駆け込んだのが13時ちょうど。

掛川でうなぎパイを買って新大阪行きの新幹線に乗り換え。終着までぐっすり寝るつもり…だったが豊川から米原までうつらうつらしただけだった。

最寄り駅に着いたのが16時30分。
駅前のスーパーに寄って鍋の材料を買い込み、17時には帰宅した。

大阪、寒っ!

ってなわけで、約12時間の藤枝紀行であった。




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美味しかった

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コメント

講演、お疲れ様でした。
統合失調者とPDD者・・・。
現状では、精神障害者としてひとくくりにされることが多いですね。
まずは、お互いの障害や病気を理解しあう機会を持つこと、そして、病気の状態によっては双方が歩み寄る心がけができるよう、働きかける・・・かな。

双方に余裕があれば、お互いを配慮することは、ある程度可能だと思います。PDD者は、定型的にいうところの、人に対する思いやりが持てないのではなく、認知上の特性からそうした配慮を表に出せなかったり、気が付けなかったりがあります。

そこに自覚があれば、改善しようとすることも出来る・・・と、思うんです。ただ、全てのPDD者にこうしたことを望めるかというと、そうではない。問題はココなのでしょう。

ただ、PDD者には、病気や障害を持つ人に対して、偏見を持たないという一面があると思うのですよ。むしろそうした人の立場になって、思いやる気持ちは、定型発達者以上に持ってるのではないかと、私は思います。
こんばんわ。
またまた、ツィッターにブログからコメントです。

地球儀をプレゼントした娘さんの
「本物の地球儀だ~」
発言に対する
「偽物の地球儀ってどんなだ?」というツッコミですが・・・

さいきんの地球儀って、音がでるやつとか光るやつとか、機能がいろいろついてます。
形も丸いことはまるいですが
山や陸地が立体になっていたりとか
スタンドの形も種類がいろいろありますよね。


でも、たぶん娘さんの中では
自分の好きなタイプとか、色とか、オプションが
「こういう地球儀がほしい」
っていうこだわりがあるんだと思います。
自分の理想のもの以外の地球儀は
「地球儀ではない」という意味で「本物の地球儀」と言ったのではないでしょうか?

わたしも同じような体験があります。
子どものころ、
小学校にあった大きな、国がカラフルに色分けされていた世界地図が大好きでした。
で親戚がわたしの地図好きなのを知って
「世界地図」を買ってくれたのですが
陸地や山が緑や茶色で描かれていて、
国境線もよくわからず、地名がやたら描きこまれていて・・・
「こんなの世界地図じゃない!」
ってごねた記憶があります。
当時、わたしはあのカラフルな色の国のかたちが、パズルみたいにきれいにならんでいる、あの地図に惹かれたのです。

今にして思えば、買ってもらったものほうが
一般的な地図だったのですが・・・
あの頃 自分の中ではカラフルな地図だけが
「本物の世界地図」だったのでしょう。
おなじようなエピソードとして
グニラ・ガーランドさんの著書「ずっと普通になりたかった」の中で
アコーディオンの話がありますね。

彼女はほしくて買ってもらったアコーディオンの
「ジャバラ」のかたちが気に入らなかった、と書いています。
ASD者のこだわりは、子どもでも定型者より細かいようで、
(理由が) 理解されにくいものが多いですね。

でも、娘さんのエピソードは微笑ましいですね。


”鍵”を見つけることと・・・
同じく、最近のツイッター読みながら、考えたこと。

発達障害者が、いわゆる『成功』を得るためには、自分自身の道を拓くための『鍵』をどうやって見つけるか、というところにあるような気がする。

発達障害だから、こういうふうにしか生きられない、と自分で決めてしまうのは、逆に大きな可能性の道を狭めてしまうかもしれない。

諦めないこと、自分自身で、何か、ブレない強さを、当事者自身が持てることじゃないかなあ・・・と、思う。

・・・
連投すみません。
ツイッターのアカウントはないので、この場を借りてしまいました。

追伸:
統合失調症者とのすみ分けは課題でしょうね・・・。
私は精神科デイケアを利用していますが、
正直誰がどんな病気や問題を抱えているか?わからず、人間関係で、一般社会とはまた別の意味で困惑しています。ある程度、区別は必要と思います。
Re: 講演、お疲れ様でした。
その余裕がねえ…、まあ障害の程度、病状の程度によるんだろうけど、
統失さんの場合で悪化しかねない刺激ってものもあるから、ちょっと気になるんだよね。
はあ、難しい宿題だわさ。
Re: こんばんわ。
後でよく聞いてみたら、「保健室にある地球儀」が本物だということで、
それとそっくりだということで「本物認定」だそうです。
Re: ”鍵”を見つけることと・・・
こんにちは。
そう、諦めないことって重要だと思います。
どんどん脳の可塑性にお世話になれば、できることも
増えていくでしょうしね。

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