ここしばらく「なんじゃこりゃ?春きちゃったの?」というほどの
暖かさだったのもあって、今日の寒さが身にしみる。
寒くなれば温まりたい。
温まると言えば鍋だ。
んなわけで本日の晩御飯は鶏団子鍋。

実はスーパーで鶏肉は激安だったのでチキンカツでも作ろうかと思って用意していたのだが、あまりの寒さにメニューを急遽変更したのだ。
我が家の台所は寒い。
寒ければ暖房を入れればいいじゃないかという話もあるが、
そうは問屋が卸さないのが築200年。
玄関やとなりの板の間などとの空間が繋がった状態で閉鎖性が悪く、
さらに天井は5mほどの高さときたもんだ。
つまり18畳程度の吹き抜けの一部に台所があるという形。
さらにあちこちからすきま風…。
北国の家屋と違って断熱性など考えて作られてはいない。
かくして
暖房なんてまるでききまっしぇん!
なのである。
(燃費の無駄にしかならないので暖房を入れるのをやめてしまった)
それでも竈に火を入れていた時代は竈の熱で多少は温かかったらしいが、
近隣が立て込んで煙を出せなくなったいまやそれもできず。
防寒着なしで台所に立とうものなら一発で風邪を引けること請け合いの台所なのだ。
(去年もタヌキが春先うっかりそれをやって風邪引いた)
ま、人間は衣類を徹底防寒仕様にしてカイロを突っ込めばそこそこ対応できるのだが
問題は料理だ。
冬場ほど温かい料理が欲しいところだが、なにせ冷蔵庫状態の台所、
あっという間に冷めてしまうので温かい料理を温かいまま出すのが難しくなってくるのだ。
だいたい室温が8℃を切るあたりから皿を湯であたためたりという作業が必要になってくる。
それでも結構冷めてしまうので、メニューを選ばざるを得ない。
鍋料理
ホットプレートを使う料理
シチュー
具だくさんの汁物
とろみがあって冷めにくいあんかけ料理。
こういうものをメインに据えるしかない。
かくして冬場の狸穴家は鍋三昧状態になる。
吉田兼好は徒然草で
「家の作りやうは、夏をむねとすべし」
などと言っているようだが、
冷蔵庫に入れ忘れたビールは
別に冷えてなくていいと思うのである。
ああ、春よこい!

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