発達障害者の周りにはなぜか「活きのいい”モノ”」がある

発達障害者と「活きのいいモノ達」




我が家には「活きのいいモノ」がはびこっている。
大まかにわけて2種類の「活きのいいモノ」だ。


その1 食卓の上にあるすべてのもの


手先の微細運動が超苦手なタヌキの場合、
物を取り落とすなんてのは日常茶飯事である。

食卓の上にある物はすべて飛び跳ねるほど活きがいい」可能性がある。



その2 なくしやすい物


発達障害者の悩みの1つに「物をよくなくす」というのがある。

我が家も例外ではない。
出がけに限っていろんな物がなくなり、右往左往して時間がかかるというのは定番である。

そして意外な場所から見つかってくれる。

鍵も財布もみな自分でどっかに飛んでいくほど活きがいいのである。


かくして


「活きがいいビールだねえ」

「活きがいいみかんだったんだ」

「活きがいい鍵知らないか?」


なんて言葉が我が家では日々飛び交う。



食卓にある系の活きのいいモノ達は手なづけるのがちと難しいのだが
なくしやすい物系はいくつか手なづけかたがあるようだ。


「定位置を決める」
「壁に掛けられるモノは掛けて有無がすぐわかるようにしておく」


ということでだいぶ「活きのいいモノ」を手なずけられるようだ。


しかし、結構問題なのは出かけた時の自転車の鍵。


こないだ私がやったパターンはこうだ。


 電車を降りてすぐ、ホームで自転車の鍵をバッグから出し手に持つ。
 きっぷを改札を通して駅をでて駐輪場に向かう途中で鍵が手にないことに気がつく。


どうやら改札を通るあたりできっぷに気をとられて鍵を手から落としてしまったようだ。
またも「活きのいいモノ」にやられてしまった!


落ちた先が幸いカバンの中だったために難はまぬがれたが、
次からは改札を出るまでは鍵を出さないとココロに誓った。




「活きのいいモノ」と「発達障害」はどうにも相性がいいようだ。







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コメント

俺はかなり重度のASで供応動作性なんか7以下だけど、単体動作では、たった今シャープ初期のポータブルMDレコーダーのレーザーピックアップの光軸調整を成功させたところ。
レンズアッセンブリーを支えるダンパー線を針やマイナスドライバーでつついて曲げては本体を色んな角度に傾けて読み込み音や再生音を聞いて判断してレンズの位置を微調整して直すんだけど、誰の助言もなく完全自力でポータブルCDとかで子供時代からやってるし、そんなに難しくもない。
しかし定型にはこの程度の事さえ到底無理らしい。
そういえば手腕とか記憶とか空間把握とかは作業能力テストで13以上あったな。
俺にとってはこの程度の事が何故出来ないのかがマジでわからない。
データさんへ
機械に強い弱いってのも個人差が大きいですね。
特に発達障害の男性では結構機械ものに強い人が多い気もします。
不思議ですねえ。

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