今日は大阪市内におでかけしてきました。
大阪でスポーツ系の児童デイサービスを展開しているチットチャットの代表、森嶋勉氏の講演会があったので聞きにいったのでした。
え、なぜスポーツ?と思われる方もいるでしょう。
これがアスペルガーや発達障害に関係あるんです。
目が向いた背景からいきますと、
自助会をやっていますとさまざまな当事者さんに会うわけですが、
ぼーっと見ていると一定の傾向がある気がするんですね。
それは…
就業が続く人、あるいは未就業から就業へと移行できる人は概して姿勢が悪くない
ということなんです。
そりゃまあそうで、
事務なら座っていて姿勢が楽にキープできないとまずいですし、
立ち仕事でも姿勢が良くないと腰にきてしまい続きません。
でもそれだけじゃない気がします。
で、なぜだろう?と前々から思っていたのですが、
そんな折、この本に出会いました。
![]() | 伸ばそう!コミュニケーション力―不器用でも、体力なくても、友だちいなくても、今日からできるワクワクトレーニング 森嶋 勉 花風社 2014-01 by G-Tools |
(本格的な書評は後日書きますね)
なるほど確かに身体運動はそれ自体一種のコミュニケーションだと思ったわけですが、
「身体のセンター」にアプローチするというところがさらに気になりました。
アスペルガー当事者の方で、整体や指圧等に通われるという話をよく耳にします。
また、私自身小学生のころから何度も自分で姿勢改善策をはかっています(そのせいか、今は1日立ち仕事してても平気ですが昔は腰痛もちでした)。
なんか関連がありそうです。
そして、講演会がある(しかもいろいろ体験できるらしい)という情報をきき、
ここぞとばかりに行ってきた訳です。
いや、お話がたのしいだけでなく、運動器具の体験も楽しかった。
大人げなく体験できるものを体験しつくして参りました。
で、感想ですが、
「あらら、目的はコミュニケーションじゃなかったけど、私自身は打てる改善策打ちまくっていたのね!」
という自分目線のがまず1つ。
そして、
「SSTよりもなによりも先に身体の芯作る方が先だな」
とも思いました。
コミュニケーション力をあきらめる前にやれることはたくさんある!
身体からのアプローチもありだ!
ということろです。
これを自信を持って言えるようになったところで、私の姿勢矯正遍歴と手口も近いうちにまとめたいと思います。
今年のこのブログのテーマはコミュニケーションになっちゃいそうな予感…ですね。
そうそう、一本歯下駄の体験はおもしろかったですね。
バランス感覚やしないながら全身の筋トレできる感じがしました。
こういうのです↓
![]() | 男の一本歯の下駄Mサイズ、、整体にもご利用されます。 by G-Tools |

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