「当事者活動 」カテゴリ記事一覧


NHKがやってきた(その2)

<その1は>はこちら


★狸穴家の面々が登場する番組はこちらです↓。
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NHK教育テレビ 2010年12月22日午後8時~
福祉ネットワーク キラキラ40 「発達障害」
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さて前回の続き。



狸穴家の門前にたっていたNHKの取材陣はディレクターさんとカメラさんと音声さんの3人。


カメラがすでに回っているのでちょっと緊張しつつ家の中に招き入れる。


にしても…
…撮影というのがこんなに忙しいものだとは思っていなかった。


簡単な打ち合わせの後、すぐに、インタビュー少々と買い物シーンや夕食シーンなどの生活シーンの撮影。
どうも急ぐのが苦手な狸穴猫は、目が回りそうになりながら、なんとかついて行くといった感じ。



朝早くに渋谷のNHKを出発して、すぐハードワークに入るとは、
恐るべし、NHKスタッフの気力体力!



さて、夕食シーンの撮影が終わり、スタッフが宿に帰った後で、私は自分の重大なミスに気がついた。



なんと私は…

「ノーメイク」で撮影に臨んでしまったのだ。



私は普段から化粧する習慣がない。

化粧のニオイは苦手である。

それにファンデーションは皮膚に何かが張り付いている感じが大キライだ。




が、ハイビジョン撮影だ…、細かいシミまで映ってしまう!

インタビューシーンは特に致命的だ!
だから一応は化粧をする気で、離れに放っておいた化粧道具を母屋に持ってきていたのに!!


きれいさっぱり化粧のことを忘れていた。


普段格好を気にしないわたしだが、この事実には愕然とした…



翌日化粧をすることも考えたが、番組途中で顔が変わってはまずいのであえなく断念。



もういいもんね。
実体はこうなんだから!!

所詮女性専用車両とデパートの化粧品売り場が苦手な私だ!!!


またも開き直りである。





二日目、ちらと余裕が出てくるといろんな資材に目がいく!


感動だったのは撮影用のカメラだった。
うーむ、間近でみるとド迫力!
レンズもでかい!!

家庭用のハンディカムとは大違い。


すごく重そう…と、カメラさんに重量を尋ねると8キロとのこと。
それを軽々と肩に担いでぶれない映像を撮っちゃうカメラさんは超人だ!!

と、妙なところで感動。
私って、機械ものについ目がいっちゃうんだよね。


音声と画像をいっぺんに撮るのかと思っていたので
音声さんが来て、音声を別にとっているというのもびっくり!


二日目以降はインタビュー撮影が主体。
ここで活躍したのが、実は先日何となくアマゾンで買った「きの小いす」
キノコ型の正座椅子である。


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パソコン作業中の姿勢矯正用にと購入したのだが、妙なところで役にたった。
これを使うと足がしびれずに済む。
長時間のインタビュー撮影にはもってこいだ。

そして、おまけだが、こいつが床の上に鎮座しているとなんだか空間がユーモラスになる。


一回だけ、このキノコ椅子を忘れてインタビュー撮影に臨み、思い切りしびれが切れて、這ってキノコ椅子を取りに行くという無惨な姿をスタッフの前にさらすことに…(当然映っていないが)


ま、重量オーバーでしびれが切れやすいというのはあるがそこは不問にしておいて欲しい。


そんなこんなで、インタビュー撮影、生活シーン撮影のくり返しで三日間。


発達障害について、自分のことについて、かなり語りまくった。
秘蔵?の写真や今だから笑える小学校の通信簿もネタ提供。


さてさて、

編集でどのような形になるのかが楽しみである。



そして…「ぜひ顔消しなしで」というディレクターさんの帰り際のお願いに、タヌキは顔消しなしで出ることに同意。(どういう気分の変化かは不明)


というわけで、現状のところ(要するにタヌキの気が変わらなければ)狸穴家全員が番組に登場する予定である。



撮影スタッフは最後の撮影を終えると、近畿圏であと二日半の撮影があるということで、3日の昼ちょっと前、強風吹きあれるなか、風のように去っていった。



撮影スタッフの皆さんお疲れさまでした~!!



さて、その後の私はというと、緊張が解けたからか、昼食後強烈な睡魔に襲われ、
予想していた通り、夕方までしっかり爆睡したのでした。


テレビ撮影の被写体初体験、
あわただしくも楽しい三日間だった。



さて、あとは放送をお楽しみに!!

見てね~!

と、叫んでおこう。





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NHKがやってきた(その1)


NHKがわが家にやってきた


…といっても受信料の集金のおじさんではない。
(集金人による集金制度は既に廃止になっている、今は引き落としか振り込みだ)



NHKの取材陣がわが家を訪れたのだ。
12月1日~3日。何と狸穴家密着取材が行われた。




さてさて、どういう経緯かは知るよしもないが、実は11月の半ばに教育テレビの「福祉ネットワーク」という番組の「キラキラ40」という企画の担当のディレクターから「発達障害の特集をやるので電話で話を聞きたい」というメールがあり、数日を経ずして、ディレクターさんと電話で1時間ほど話したのだが、どうもNHKさんは私に興味を持ったようで、面談取材を申し込まれた。


というわけで、11月の20日過ぎだっただろうか、小柄ななんとも可愛い感じの女性ディレクターさんが、南河内の狸穴家にやってきた。


彼女は1時間半ほど私ヒイロにいろいろと聞いて帰って行った。


翌日だっただろうか?今度は電話で、カメラを入れての密着取材を申し込まれた。


嘘だろ?


しかし…


別の場所での取材なら、私とヒイロはまあいいのだが、家の中までとなるとタヌキがウンというか…


で、まあ、タヌキと相談して返事をすることにしたのだが、実は私はタヌキが簡単にウンと言うとは思っていなかった。


しかし、いとも簡単にタヌキはOKを出したのだった。


タヌキとミチャポンの顔出しはなしという条件はあったが、ああも簡単に家の中の撮影にウンと言われるとは思っていなかった私は仰天した。


さあどうしよう…。


ディレクターさんに、OKと伝えたところで、狸穴猫の苦悩が始まった。


築200年の狸穴屋敷…特に台所には、Wizerd(タヌキの姉、3年前まで母屋に在住)が住んでいた時代からのホコリが降り積もり、さらに私が母屋に住むようになってからもホコリが降り積もり続けている。


私にとって掃除ほどおっくうなものはない。
たびたびタヌキがぶち切れて自分で掃除をはじめはするが、台所にはそのフォースは及ばない。



気は進まないが、台所の掃除を…せねばなるまい。



時代は地デジ、撮影はオールハイビジョンだ!

つまり…

ホコリまで映る!!!


が、取材の日取りがなかなか決まらない。12月の頭に3日ほどかけて取材するとのことではあったが、日付が決まらないとなかなか掃除に本腰を入れる気にもなれず…、アスパラガスの会の集いも間にあったので、11月28日まではほとんど手つかず状態だった。


やっと日付がきまったのが11月28日。


もうケツに火がついている!(ボ~ッ)


体調をくずすわけにはいかないので、昼寝の時間は惜しまなかったが、パソコンに向かう時間をちょっとばかり惜しみ、時間があれば掃除…という二日間の後、NHKの取材陣がわが家を訪れた。


が、上っ面の掃除も完了していない…もうやけくそだ。


所詮私は家事が苦手なのだ!
(開き直りもいいところだ)


12月1日午後1時、約束の時間…、既にカメラを回したスタッフがわが家の前に立っていた。


★狸穴家の面々が登場する番組はこちら↓。
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NHK教育テレビ 2010年12月22日(水)午後8時~
福祉ネットワーク キラキラ40 「発達障害」
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<続く>





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狸穴の惨状はいかに…
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プチ講演をしてきた~発達障害の医療に何を期待するか~

ちょっとしたご縁があって日本外来精神医療学会という学会の、大阪大会で、15分ほしゃべらせていただいてきた。

分科会のひとつ、「ええやんちがっても、広汎性発達障害への支援、大阪での実践」のなかで、支援の専門家や医師の講演に混じって、当事者からの意見として、

「発達障害の医療に何を期待するか」と言う題で下記のような事をしゃべってきた。

以下その内容だいたいそのまんま。
(多少アドリブが入ったところは抜けている)


●さて当事者として思うのは第一に、適切な診断が出来る医療機関が増えて欲しいということです。現在、とにかく医療にたどり着くまで大変。というのがあるんです。

発達障害者支援センターに行って、発達障害の診断可能な医療機関を教えてもらう。その後、診察予約に何ヶ月…という感じですね。
それがネックになって診断を受けるのを諦めている人も数多くいます。

当事者が、どうしても発達障害について熟知した先生に診て欲しいと思う一つの理由として、一見社会適応できている発達障害者の精神症状は軽く見られやすいということなんですね。

私など、たぶんここで話しているのを見る分には「アスペルガー症候群らしからぬ」当事者だと思いますが、医療機関にかかっても、ここでお話しているような「社会適応モード」でつい話してしまうんです。

社会適応モードってどういう感じ…かといえば、

うちの息子はいうんです。「あんた、門から一歩出ると顔が引きつってる」

というようなことです。

まあ、慢性ニコニコ、愛想良く…、表情もあり、話す言葉に抑揚もありという感じなんです。定型発達者なら普通のことですが、これはアスペルガー症候群者には相当の努力なしにはできない。


つまり、これはアスペルガー症候群当事者の地の姿というか生来の姿とは遠いものになってしまっているんです。完全に対人交渉用に付け足したものなんです。

実は今もここでこうやっているだけでかなり顔の筋肉が疲れつつあるんですが、まあ、それはちょっとおいておいて

私がどこで精神科の医療を受けようかと考えたときのことをお話します。

ちょうど息子のアスペルガー症候群が分かった直後でした。医療機関で紹介された参考書籍を読んでいて、私もアスペルガー症候群の可能性があると思ったので、これは一般の精神科のクリニックではなく、発達障害の専門の先生がいる医療機関にかかりたいと思ったんですね。

もし、「社会適応モード」で受診したならば病状が軽く見られ、治るものも治らないかもと考えたわけです。

それで、発達障害の専門の先生のいる今の病院にお世話になっているわけですが、

これ、実は本来から言ったらベストではない選択なんです。
なにせ自宅から遠いので通いにくい。

今の主治医は信頼していますが、自宅から近いところで発達障害を見てくれる先生がいたら…と、思わないでもないわけです。

ですから、これからどんどん発達障害を診てくれる臨床家の先生が増えて欲しい。
そう思います。

●さて二点目です。

現状、日本では、発達障害はある程度社会適応出来ていれば診断しないという風潮のような気がします。

社会適応状態が良ければ医療の対象にならないというのは、ちょっと待ってと言いたいんです。

片足のない人に関して、義足をつけて杖なしで歩けるから障害でないとするようなものではないでしょうか。

発達障害が脳の機能障害である以上、医療、すなわちメンテナンスが必要なのではないでしょうか。

特に就業など社会適応している人はストレスの高い場にいるのだから、逆に就業していない人よりもメンテナンスが必要なのかもしれないと思うんです。

でないと、不適応が外に出ず、家庭内ででちゃうとかいうこともあり得るのではないかと思います。

じゃ、メンテナンスって何?って言えば、発達障害に理解のある専門家による必要に応じたカウンセリングなどです。

医療カウンセリングが必要に応じて「通いやすいところで」「通えるような医療費で」、受けられることが出来るようになって欲しいと思います。

●そして三点目。

不適応に関する対策ですね。
それはグループワークだったり、それからソーシャルスキルトレーニングだったり。
これもまた医療の一部として、普及して欲しいものです。

機能障害の改善という観点から考えれば、これはハビリテーションなんです。だからこれは、是非医療の分野が主体となってやって欲しい。

その中でまず、大事なのはソーシャルスキルトレーニングだと思うんです。

今まで自助会に参加したり、今では自助会を主宰したりしている関係でかなりの数の当事者と会いましたが、

特に社会適応状態が良くない方は、とにかく基本的なソーシャルスキルが出来ていない人が多い。声の抑揚、音量、挨拶のしかたなど、ごく簡単なことです。

それはごく簡単な講習的なもので何とかなると思うんです。でも、それだけでは社会適応はできない。
となると、それなりに高度なソーシャルスキルですが、こちらは深く当事者の内面と関わってきます。

アスペルガー症候群の特質から、本人が理屈で納得出来なければ、形だけの実行は出来ない。ということなんです。



今、現状、私たち当事者がもっとも欲しい情報は「定型発達者と、発達障害者、どう感じ方や考え方が違うのか」なのです。

社会適応するためには必須の情報です。

これ、情報がないんです。

私、インターネット上で最近流行のブログをやっていまして、いちばんの人気カテゴリーは「定型発達者研究」とシリーズものです。

当事者としてはそれだけのどから手が出るほど欲しい情報なんですが、情報にぶち当たらない。

まあ、それでうちのブログが大繁盛しちゃうわけですが、もっと医師や心理士など専門家の意見も聞きたいなあと思いますし、もし既成の情報があったら欲しいところなんです。

なぜ、そういった情報が必要かというと、これがわからないで丸覚えでやってしまうと、理詰めでしか納得できない私のようなアスペルガー症候群者は、適応するのにストレスが大きくなってしまうんです。

とはいえ、定型発達者にとって「当然」のことなだけになかなか表に出てこない。
たぶん、今だ集積されていないんだと思います。

そこで医療現場の出番です!

医師の皆さん、心理士の皆さんはいちばん発達障害者の内面を知ることのできる存在だと思います。

ですから、大人の発達障害について、定型者とアスペルガー症候群者の感じ方、考え方の違いについてサンプリングできるのは医療現場は最適な場だと思うんです。

医師や心理士の先生方に、サンプリングしていただいた結果をこのような学会などで集積していただき、「PDD者にわかる形」で、必要なソーシャルスキル情報をピックアップして、デイケア・ソーシャルスキルトレーニングなどに生かしていって欲しいし、できればテキストの様な本になってくれればありがたい。

また、そういった情報を生かした支援の方法論をこれからどんどん充実させていって欲しい。そう思ってやみません。



(挨拶部分は割愛)


聴衆は基本的に精神科医師と精神科コメディカル。 
約200名といったところだろうか。


…って、そんなところで、図々しくも、医療に対する期待…と言うのを多少過大気味に主張してきたわけだ。


にしても、抄録見て、発達障害が大きく取り上げられているのにびっくり。
午前の講演も発達障害がらみ、午後の一番大きい会場も発達障害関係。

関心の高さが窺われる。


正直、今回の講演を引き受けたとき、実は後から「しまった」と思った。
なにせ専門家相手である。何をしゃべったらいいんじゃい?って感じである。
「発達障害の医療に何を期待するか?」なーんてタイトルは、依頼者と話していてついノリでポ~ンと口から出てしまったものだ。(大汗)

いいんだろか、こんなで…

とはいえ、なんとかかんとか考えれば出てくるもんだ。
頭は生きているうちに使わなきゃいけないと再認。

しゃべってみると、またやりたくなるのが講演というものだ。

(っつうわけで、ご依頼歓迎です)


しかし、国際会議場なんて、はじめて入ったなあ。
普段はいる機会なんてないもんね。
なかなか楽しい体験だった。


しかし…作業所の即売会(クッキーやパウンドケーキなど)があるのには驚いた。
熱心だなあ、知的障害者関係の団体は。
全国団体だもん、すごいよなあ。


この辺、社会性の障害があるPDDでは団体を作ることも難しいだろうなあなどと言うことも考えてしまった…。


それはともかく、行きがけ、乗換駅の天満橋でちょっと時間をつぶしたのだが、そこで見た、「天満橋のたもとから見た中之島」という景色は、水都大阪を象徴するような景色だなあと思った。

大阪に来て5年たつが、こういう景色を見たのは実ははじめてなんじゃないだろうか。

なんか水辺がとっても気持ちよかった。




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二度目の当事者講演をしてきた。

番組の途中ですが…とちがった、連載の途中ですが、過集中はちょっとおいておいて、ご報告。


昨日、二度目の当事者講演をしてきました。

大阪府下の某自治体の教育委員会主催の講演会。


前回の関係者が紹介してくれてのご縁であった。


90分一本勝負、聴衆は約100名。

内容はというと、サマリーは以下のようなもの。

対象が学校教職員・幼稚園・保育園職員がほとんどであるので、こんな感じになった。



<講演資料 2008/08/27>

◆アスペルガー症候群に関して一般的なこと。

最近KYということばを耳にする
「空気を読め」だが、「空気を読めない人」をさすことも多い。
アスペルガー症候群の人間はこの「KY」の代表とされるが、それだけが障害ではない。
 「コミュニケーション障害」 「想像力の障害」 「社会性の障害」
この三つが主な障害と言われるが、本人にとってつらいものの1つに「感覚過敏」がある。
そして「集中力の適切な分散」が苦手であること「音声理解が悪い」ことも結構実生活上では問題になる。
・感覚過敏の種類…
   音声過敏、臭覚過敏、触覚過敏、味覚過敏

普段の生活で不便なこと。
 音声過敏がひどい時は、テレビがついていると集中して仕事ができない。
 予想外の事態に弱い。(献立の急な変更要請でパニックを起こす。)
 行事等で非常に疲れる(葬式の手伝い、お祭りの手伝い等、)
 適度な集中ができないため、非難を受けやすい。
 ことばを字面通り受け取ってしまい、コミュニケーションが上手くとれない。

反面・いいこともある。
 好きなことに関しては集中力が続く(私の場合、ホームページ作成など)

見えない障害であること。
 ・家の中で1人だけアスペルガー症候群のケースはかなり辛いものがあるだろう。
   →早期の診断で二次障害を防ぐことができる。
・診断が遅れがちになること。


◆学校の中でのアスペルガー症候群児

学校という場所…勉強する場所という固定観念。
・休み時間の過ごし方がわからない。
 ・コミュニケーションの場であることが理解できない。
 ・集中できない環境であることが多い。
ASの子にとって学校は地雷原
・何かと騒々しい環境…苦手とする子が多い。
・他人の悪意がわからない…いじめのターゲットになりやすい。
・冗談がわからない…わからないだけではすまない…適切な返し方を知らないのでさまざまな問題を生む
・協力して何かをすることが理解できない。

運動会は苦手
 運動会のピストルの音が苦手な子もいる。
 私の場合は「前の人の肩につかまって」が苦手…くすぐったさが我慢できない。

運動会に限らず行事について、定型発達の子どもにとっては楽しみでもアスペルガー症候群や高機能自閉症の子どもには「つまらない」「苦手な」ものの事が多い。
 例・運動会・文化祭(学芸会)・お楽しみ会など

 ・学校で学習以外のことを何故やらなくてはいけないのか理解できない。
 ・突発的に授業の予定が変わることが嫌い。
 ・練習自体なぜするのかわからない。(特に入場行進の練習など)

学校の先生にぜひお願いしたいこと。
 ・授業変更などはできるだけ前もって言って欲しい。
 ・感覚過敏に配慮して欲しい 
・いじめが起こらないようにして欲しい。
   →いじめは二次障害の原因になりやすい。




90分は結構長い…というわけで、実例を交えて膨らませたわけだが、今回の講演は私にとって結構ギャンブルであった。

なにが…というと、サマリーのほうには出てこないが、私の受けてきた「いじめ」の話しを実例として多く盛り込んだところである。

このブログでも、小学校時代のいじめに関しては今までほとんど書いてきていない。
本邦初公開(大げさか…)でいじめの話しをしてきたわけだ。

フラッシュバックのリスクもある。

しかし、教育関係者対象の講演会でコレをはずすわけにはいかない。


人前で話すこと自体は結構好きなのでそのことに対する不安はないのだが。
いじめの話しをすることに関しては若干の不安があった。


確かに話し始めるとその時、その場の状況がありありと浮かんでくる。
パニックこそ起こさないものの、フラッシュバック状態だ。それなりに感情も蘇ってくる。


が、なんとか無事にしゃべりきることができた。



実にめでたい。





なにせアスペルガー児のいじめの問題は深刻だ。
成人アスペルガー当事者で、いじめが原因での二次障害をかかえている人も少なくない。
(っつうか、結構多い気がする)


誰かが語らねばならない問題なのだろう。
だが、語るには当事者にとってはフラッシュバックを起こすリスクが大きい代物である。


一応クリアできたことで若干の自信がついた。


というわけで、このブログでも追々、いじめの話しも書いてみようかと思う。


と、同時に、また機会があればこの手の講演をやってみたいとも思う。


========================

そんなわけで、ご依頼歓迎ですぅ。


なにか狸穴猫にしゃべらせたいという企画がありましたら、
左のメールフォームからご連絡下さいませ。

都合が合えばどこなりと参上いたします。

ちなみに狸穴猫は大阪府の南河内に住んでおります。


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狸穴猫当事者講演にはまる 【ご依頼歓迎】

こんにちは狸穴猫です。

2月14日、府の関係の発達障害者の支援者向けのセミナーで当事者講演をさせていただきました。

最近自治体もこういう事に熱心ですねえ。
とてもすばらしいことだと思います、はい。


昨年の秋に話しがあって、あまり深く考えずに「ハイ、いいですよ」と答えてしまったはいいが、結局原稿らしきものは作らず…というか作れず、なんと前日になってメモを作っているというていたらくで、聞きに来て下さった皆さんにはちょっと悪かったなあとちと反省。


当日持っていたメモは下のようなもの。


アスペルガー症候群と2年前に診断 息子がアスペルガー症候群、娘も最近広汎性発達障害とわかる。交通安全にこだわるなど実は一番旦那が怪しい…けど
自閉率 公式75% 本当は100かもしれないという自閉家族。

診断をもらって良かったこと。
 固まってしまう「現象」の謎解きができたこと。
 決して多数派との違和感が変なものではないということが判ったこと。
 予定外の事に弱いことがわかったこと。
    できるだけ準備をしっかりして予定外のことが起こらないようにすること。
 感覚過敏があるのが当然だということがわかったこと
 息子のことを理解しやすくなったこと。

聴覚理解が悪い
 油にキャベツ…なむあみだぶつ
 メタル化思考回路…試される大地北海道 

生活上の困りごと
突然の変更に慌ててしまう。(急な夕食のメニュー変更 スーパーに○○がない or旦那のリクエスト)

 音声過敏 → スーパーのBGM 買わせたいなら音楽消してくれ
 嗅覚過敏 → 女性専用車両 化粧品
  御堂筋線には女性専用車両がある…

 複雑な言外の意味をとれない。(ダメだしに弱い)
    大学の例(出席が足りない→ダメだし→「なんで試験を受けないのか!」)
      それがなかったので通信の大学は帰って快適だった。
第三の選択肢を思いつかない。
  AとBと言われたときそれが好みでなくても他の選択肢を思いつかなくなってパニックを起こしてしまう→ジンギスカン焼き唐揚げ事件(予定がつまっていて余裕がないときのことだけど)

簡単なことでパニックを起こすこと
 ダウンしたときの回復方法 → 靜かな環境に自分を置く



風貌やしゃべり方に特徴がある
 平板なしゃべり方と言われる。
 目つきを誤解されてしまう。
   怒っていないのに怒っていると誤解される

定型発達者は不思議でならない。
 あることをやりながら話しを聞くなど。
 振る舞うのが当然 (自然体というのが普通でないというのは驚き)
 同質性を確認して「チーム感覚」の維持を図ること
 どうしてストレートにものを言わないのか。(わかりにくい、がっくり来る、腹が立つ)
 謝罪を要求することがわからん。

欲しい支援
「疲れていることに気がつかない」でパニックを起こしていることが多い。
 家事支援 メニュー・片付け等 現行なし…辛い。
 育児支援 特に親子アスペの場合、意外に疲れちゃっていることが娘を保育所に入れて判った。
 就労支援 特にコミュニケーション上の問題(ダメだしとの戦い)があるだろうと思う。

配慮
いらん配慮
 漢字でいいですか?事件

極端に自己評価が低いケースが多いこと。これは私ではないけれど、おおくの当事者と会ううちにそう思うようになった。励ましても逆効果なケースがあるのを理解してほしい。

配慮は 誤解しないでほしいに尽きる。
 表情・声・感覚過敏等 決してわがままではないということ、
 やる気がないのではない→ダメだしに弱い
 具体的に説明されないと判らない(見てやってみろに弱い)
 謝らない…理由をダイレクトに答えてしまう…謝罪の要求は意味がわからない。


表情が豊かだと思うかもしれないけど、
うちに帰ったら顔の筋肉が疲れているでしょう。




話した内容はといえば、このブログで書いたことの嵐。


今回は成人期のサポートに関するセミナーだったので、幼少期の話しは全面的にカット。
成人期にのみまとをしぼって実例をできるだけ入れて話す。


聞きに来て下さった皆さん、とても熱心で、こちらも気分良く話しをさせていただくことができました。


人前で話したのは何年ぶりだろう。
塾講師をしていた○年前以来だな。


でも、これはなかなかの快感だということを脳みそがちょっと思い出してしまった感じ。


50分の持ち時間、もうちょっと話したかったくらいだ。


これからも機会があればこういう当事者講演をしていきたいなあなどと考えてしまったのでした。


もし狸穴猫に何かしゃべらせたいというご依頼がありましたらぜひ左脇のメールフォームor秘密コメントからご連絡下さい。大阪から日帰りでいけるとこでしたらお呼びがあればどこでもいきますよん。







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