今日は「大阪は今日も…」とは書かないで済みそうだ。
さて、今日紹介するのは
なぜか好かれる人の話し方 なぜか嫌われる人の話し方
ディスカバー・コミュニケーション・ラボラトリー編
という本である。
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アスパラガスの会のスタッフの奈良人ちゃんにツィッターしてて教えてもらって、即購入。
読んでみたら大ヒット!
というわけで、レビューを書くことにする。
この本は、「話し方」の本とあるが、実は中身は違うと私は思った。
「さまざまな言い回し」が「どういう心理的影響を人に与えるか」を徹底的に分析した本である。
出てくる「言いまわし」をいくつかあげると…
「ええっ?」「はぁ?」「はいはい」
「今やろうと思っていたところです」
「わかっているよ」「知っているよ」
「そうかなあ?」
「つまり~ということだろう?」
などである。意図せずに(口癖的に)使いがちな…なおかつ人を不快にさせやすい例がなんと83例も載っている。
特に「嫌われる言いまわし」が「なぜ嫌われる言いまわしなのか」、人間の心理の動きに焦点をあてて、分析・解説してある。また、片方の立場に偏らず、聴く立場の人間の心理と、言う方の意図・心理の両面にわたって分析してある。
(言う側の意図について、ちょっと拡大解釈しているきらいはあるし、よくよく読むと、こうも定形発達者は比較好き、競争好きなのか…という読み方もできる。というのを付け加えておこう)
アスペルガー症候群者が、書いてあるような意図なしに使ってしまう言葉も数多く収録されているので、
「この言いまわしはこういう風に受け取られやすい」
という事を学ぶには格好の本であると思う。
厚さもそこそこ、価格も安いというのももうれしい

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すいません、
最近本ばかり
読んでるもんで…
…
お一つ
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