フェルデンクライスボディワークを体験してきた(身体アプローチ体験その2)

フェルデンクライスボディワークに興味津々

5月頃だっただろうか?ストレッチについて調べていてたまたま見つけた「あべこべ体操」というとても簡単なストレッチ体操をやってみて、非常に気に入っていた。気に入っていた理由は肩こりが治ったのでもなんでもない(元々肩こりしないから…)、なぜか「寝付きと寝覚めが良くなった」からである。

で、その出所をと調べていくと、その開発者はどうやらフェルデンクライスボディワークの指導者らしいとわかった。以来フェルデンクライスボディワークにはちょっと関心を持ってはいた。

ところが7月3日、たまたまfaceookで知り合いがフェルデンクライスボディワークのレッスンに行ってきたという話題を書いていたのを見て「いいな~興味あるんだよね~」ってなことを書いたら、「大阪でもあるよ~」と教えてくれた別の方がいた。

「へえ、それはいいかも!」と詳細ページをみたら2日後に近場でレッスンイベントがあるではないか。しかもなんと指導者がアスペルガー絡みでの古い知り合いではないか!!あーびっくり! (指導者まささんのHPはこちら→ http://climbmasa.blog86.fc2.com/ )、これはラッキーというわけで即申し込みをして参加と相成った。

フェルデンクライスボディワークのレッスン体験記

さて、当日会場に開始10分前に到着し、さっそくレッスン。 うーん、なかなか独特のスタイルである。

身体動作の見本を指導者が示すのではなく、指導者の口頭での指示に従い、参加者が自分の感覚を頼りに身体を動かしていく。

口頭での指示も非常にゆっくりとなされるので、超寝不足頭でも特に混乱する事なく理解し動作をすることができたから口頭での指示がかなり苦手な人でも苦にならない範囲だろうと思われる。

非常にゆっくりとした動きをしながら動作させている部分とそれに連なる様々な関節・筋肉等への波及の感触をずずずいーっと確認していくといった感じ。

おもしろいのは意図的に動作させているところ以外への波及が広範囲に及ぶのがわかる事だ。足を動かしているはずなのに肩にテンションがかかっている感じやら。舌を動かしているのに耳に波及感があるというような感じなどである。

そして特に興味深かったのは「接地感」である。 ワークとワークの間に「立つ」「歩く」という動作が入るのだが、はじめのワークが終わってゆっくり立つようにという指示で立つのだが、びっくりした。

足の裏が床面に吸い付く!

あえて言葉にすれば身体のあちこちのバランスが良くなり、結果として足の裏の接地面が広がったのだろうということになるが、足の裏全体で重力を感じるといったその感触が非常に印象的だった。

翌日以降、1人で同様の動作をしてもやはり同じ印象。 畳1枚分のスペースがあれば1人でもやれるのはうれしい。

ちなみにフェルデンクライスボディワークというのはウクライナ出身の物理学者が開発したものだが、開発者のモーシェ・フェルデンクライスは嘉納治五郎の直弟子で柔道で黒帯を取得していたという。

身体の動きと脳みその関係というのは深いなあとあらためて認識。



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